話は春分の日にさかのぼります。
先日、三上山、石山寺と行った流れで、
春分の日にはどうしても佐久奈度神社に行きたくなり、行ってきました。
佐久奈度神社には3回ぐらい行っています。
ありがたいことに毎回、人に車で連れて行ってもらってました。
なので土地勘なく、辺鄙なところにあるとずっと思ってました。
地図を見て、こんなところにあるのかと思いました。
ちょうど瀬田川が曲がっているあたりです。
勝手に交通の便が悪いと思ってて、ペーパードライバーの私はどうやって行こうか?と思いあぐねてましたが、なんと、1時間に4本ぐらいバスが走ってました
それも石山駅発、終点下車でわかりやすい。
ラクラク行けちゃいました ♪
バスは川沿いに進んでいきましたので、琵琶湖から佐久奈度神社までの川の様子が見てとれました。
琵琶湖から唯一の水の出口である瀬田川は、始まりは大きな川のゆるやかな流れです。
それがだんだんと細くなっていきます。
そして、山の川というか、岩がゴロゴロあって、そこを勢い良く流れる川に変化しています。
ちょっと不思議な感覚でした。
通常、山から湧き出た水が集まってきて谷川となります。
それがどんどん大きくなり、ゆるやかな流れの大きな川になって、海に注いでいきます。
なのに、瀬田川は逆でした。
琵琶湖という湖から始まり、ゆるやかな流れの大きな川が、だんだんと細く、流れの激しい山の川になっていくのです。
山から琵琶湖に注ぐ川と勘違いしそうです。
琵琶湖から流れ出て川になって、山沿いをぬって淀川に合流して、海に向かいます。
今回は佐久奈度神社までしか流れを見ていないので、そのうち淀川に合流するところまで行きたいです。
そんなところに、祓戸四神が祀られている佐久奈度神社があるんですね。
三上山山頂からは、琵琶湖からの流れと山々による龍脈が見えました。
そして瀬田唐橋からは、琵琶湖が瀬田川に変容していく風景が見えました。
そこから石山寺という龍の気配のあるところがあり、川沿いに進んで、佐久奈度神社となります。
佐久奈度神社ではしばらく河原にいました。
この小旅を通して感じたのは、川を生き物のように感じたこと。
川沿いに行かなければ、そう感じなかったでしょうが、琵琶湖が川になり、谷川になっていく様をずっと横で感じていたら、「この川は生きている」と感じるようになりました。
「川」という生き物。
その感覚は今も抜けなくて、今では琵琶湖も瀬田川も、生き物のように感じています。
川というより、水の集合体にそう感じているのかもしれませんが。
『蟲師』というアニメで、移動する「生き沼」の話がありました。
そんな風に、形を変えながら移動しながら、海に至るまでの旅をしているような。
人間に血液が流れているように、大地には水が流れている。
水や自然を生きていないもののように感じる人間の感覚がおかしいんでしょうね。
自然界の精霊は、こういうエネルギーがもっと凝縮したものか、
それを敏感に感じ取る人間がそう受け取るのか?
それはわかりませんが、川の流れのうしろで息づく”何か” を感じ続けた一日でした。
この感覚を得たのは大きな収穫でした。
佐久奈度神社のあとは、立木観音にお参りして、立木山〜袴越山をまわって温泉に寄って帰りました。
立木山からの風景(写真上)では、左に石山寺のある石光山が見え、その向こうに琵琶湖が広がっています。
瀬田川は中央にチラリと見えますが、すでにだいぶん小さな川になっています。
温泉は「南郷温泉 二葉屋」。
川沿いにあり、貸切状態で気持ちよかったです。
今度は岩間山に行くことになりそうです。
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先日、三上山、石山寺と行った流れで、
春分の日にはどうしても佐久奈度神社に行きたくなり、行ってきました。
佐久奈度神社には3回ぐらい行っています。
ありがたいことに毎回、人に車で連れて行ってもらってました。
なので土地勘なく、辺鄙なところにあるとずっと思ってました。
地図を見て、こんなところにあるのかと思いました。
ちょうど瀬田川が曲がっているあたりです。
勝手に交通の便が悪いと思ってて、ペーパードライバーの私はどうやって行こうか?と思いあぐねてましたが、なんと、1時間に4本ぐらいバスが走ってました
それも石山駅発、終点下車でわかりやすい。
ラクラク行けちゃいました ♪
バスは川沿いに進んでいきましたので、琵琶湖から佐久奈度神社までの川の様子が見てとれました。
琵琶湖から唯一の水の出口である瀬田川は、始まりは大きな川のゆるやかな流れです。
それがだんだんと細くなっていきます。
そして、山の川というか、岩がゴロゴロあって、そこを勢い良く流れる川に変化しています。
ちょっと不思議な感覚でした。
通常、山から湧き出た水が集まってきて谷川となります。
それがどんどん大きくなり、ゆるやかな流れの大きな川になって、海に注いでいきます。
なのに、瀬田川は逆でした。
琵琶湖という湖から始まり、ゆるやかな流れの大きな川が、だんだんと細く、流れの激しい山の川になっていくのです。
山から琵琶湖に注ぐ川と勘違いしそうです。
琵琶湖から流れ出て川になって、山沿いをぬって淀川に合流して、海に向かいます。
今回は佐久奈度神社までしか流れを見ていないので、そのうち淀川に合流するところまで行きたいです。
そんなところに、祓戸四神が祀られている佐久奈度神社があるんですね。
三上山山頂からは、琵琶湖からの流れと山々による龍脈が見えました。
そして瀬田唐橋からは、琵琶湖が瀬田川に変容していく風景が見えました。
そこから石山寺という龍の気配のあるところがあり、川沿いに進んで、佐久奈度神社となります。
佐久奈度神社ではしばらく河原にいました。
この小旅を通して感じたのは、川を生き物のように感じたこと。
川沿いに行かなければ、そう感じなかったでしょうが、琵琶湖が川になり、谷川になっていく様をずっと横で感じていたら、「この川は生きている」と感じるようになりました。
「川」という生き物。
その感覚は今も抜けなくて、今では琵琶湖も瀬田川も、生き物のように感じています。
川というより、水の集合体にそう感じているのかもしれませんが。
『蟲師』というアニメで、移動する「生き沼」の話がありました。
そんな風に、形を変えながら移動しながら、海に至るまでの旅をしているような。
人間に血液が流れているように、大地には水が流れている。
水や自然を生きていないもののように感じる人間の感覚がおかしいんでしょうね。
自然界の精霊は、こういうエネルギーがもっと凝縮したものか、
それを敏感に感じ取る人間がそう受け取るのか?
それはわかりませんが、川の流れのうしろで息づく”何か” を感じ続けた一日でした。
この感覚を得たのは大きな収穫でした。
佐久奈度神社のあとは、立木観音にお参りして、立木山〜袴越山をまわって温泉に寄って帰りました。
立木山からの風景(写真上)では、左に石山寺のある石光山が見え、その向こうに琵琶湖が広がっています。
瀬田川は中央にチラリと見えますが、すでにだいぶん小さな川になっています。
温泉は「南郷温泉 二葉屋」。
川沿いにあり、貸切状態で気持ちよかったです。
今度は岩間山に行くことになりそうです。
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