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   悦月(えつき)のブログ(旧ブログタイトル:たまむすひ)
                                    

タグ:自己実現

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先日東京での「オートマティック・ライティング講座」(略:オーライ講座)が終了しました。

オートマティック・ライティングは自動書記のことです。
自分で考えながら文章を書くのではなく、手が勝手に動いて、つらつらと文章を書き出していきます。

今回で講座は3度目となりますが、やはり誰でもできることなんですね。
ただこういうことに参加する人たちはこういうことに興味がある人たちです。
理屈優先でなく感覚優先の人が多いですから受け入れやすいのでしょう。

先日のアートクラスでも普通に共感覚を使っていることに気づきました。
多くの人がこの感覚を普通に使っているんだろうなと思う反面、そういうことにまったく馴染みのない人は、例えば、「レモンを食べた時の酸っぱさを絵に描いてみましょう」と言われても、酸っぱさと絵がまったくリンクせず、理解不能だったりするんだろうなと思いました。

アインシュタインの有名な

E = mc2

を見ても私にはちんぷんかんぷんで、ただの文字の羅列に見えます。
でもわかる人が見ると、この数式が表すものを見て「すごい」「美しい」と唸ります。
文字に違うものを見ているのですから、これも共感覚ですね。

学者さんにとってみれば、当たり前に理解できることも、知らない人にとってはただの文字の羅列です。

見えるものや証明されたものしか信じない人でも、理論的に理解すれば、この数式の意味するところがわかります。でもそれは目に見えてる「E = mc2」にあるわけではなく、そこから広がる情報を知ることによって理解できます。

味や匂い、音に、色や触感を感じることも、そこにある見えない情報を受け取っています。
味は味覚、音は聴覚でしか表現できないと教わってしまえば、その他で感じることを遮断してしまいます。

そんな風に私たちはいろんな情報を遮断し、受け取りたいものだけ受け取っています。

この「受け取りたい」は、あなたが受け取りたいと思っているものとは限りません。
ほとんど習慣化されていますから、それに沿って受け取っています。

オーライ講座に出て、すぐに情報を受け取れるのは、もともと私たちにはその回路が備わっているからです。ただ使用停止になっていたので、自分にもできることを忘れていたわけです。


講座をやっていて思うのは、私たちは本来、もっと自由な存在だということ。
なのに、かなり制限してしまっています。

「エゴの自分」という檻にいながら、その中で成功したい、幸せになりたいと切磋琢磨しています。そこにいる限りはいくら頑張ってもラットレースで上位入賞するようなものです。
物理的成功が欲しい人はともかく、精神的向上を求めている人はその点をわきまえておきましょう。


自分が目指しているのはどこか?

物資的成功や幸せなのか?
精神的なそれか?

両方を得るのももちろんありです。

物質的に豊かになると、自然と精神的なものを求める傾向にあります。
今の時代がその流れに中にあります。


マズローの欲求五段階説でいえば、生存欲求、安全欲求、社会的欲求、承認欲求が満たされると、次は自己実現欲求です。

生存欲求は、食べる、寝るなど生きていくうえで欠かせない欲求。
安全欲求は身の安全、安全。
社会的欲求は、どこかの集団、グループに属したい欲求。
承認欲求は、まわりに認められたい欲求です。

それらがだいたい得られてくると、自己実現欲求になります。
自己実現欲求は、自分の才能や可能性を発揮して願いを叶えたい欲求です。

承認欲求が十分に満たされると、自己実現欲求は、今の自分を超えていきたい、成長したいと思います。承認欲求の満足度が中途半端だと、自己実現欲求にも人に認められることを求めてしまいます。そうなると本当の自己実現にはなりません。

今の自分を超えていくことで本当の自己実現に近づけます。
そのためには今の自分のままではいられません。
自己実現という言葉はちょっと違和感がありますけど。

エゴのタガがゆるむと、無意識の力が働き出します。
思いもよらぬ力が出せたり、インスピレーションが出やすくなります。

オーライ講座は、エゴのしがみつきをゆるめ、もっと自由に自己表現できるようになる大切な一歩となるでしょう。

「自分の中に素晴らしいメンターがいる」と知ることができると、今まで必死に自分で頑張ろうとしていたなぁということに気づきます。

この講座は、

エゴ意識からもっと解放されたい人、
自由に自己表現したい人、
”うしろの存在”とつながりたい人
仕事でもっと深い”読み”をしたい人

などに適しています。

今回は京都での開催です。
日程は、9/29、10/6、10/27 。
参加に興味のある人はこちらをクリックしてご覧ください!


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洪水が家まで迫ってきたが、主が救ってくださると信じて、その宗教家はひたすら祈っていた。水位が上がり、屋根の上に避難したが、それでも祈りつづけた。手漕ぎボートに乗った男がふたり、水びたしの家に近づいてきて、大声で「乗り移れ」と叫んだ。彼は丁重に断り、「主が救ってくださいます」といった。やがて、水位が膝のあたりまできたとき、今度はモーターボートが助けにきた。「結構です」彼は答えた。「きっと主が助けてくださいます」とうとう州軍がヘリコプターで飛んできて、縄ばしごをおろした。水は首まできていたが、彼はヘリに手をふって、大声で「主が救ってくださいますから」と州兵に答えた。つぎの瞬間、彼は水に呑みこまれ、もがく間もなく溺れ死んだ。
気がつくと、そこは天国で、彼は創造主の御前に立っていた。「主よ、なぜ救ってくださらなかったのですか?わたしの信仰はゆるぎないものでした。なぜ見捨てたもうたのです?」彼はたずねた。「見捨てただと?」主の御声がひびきわたった。「わしはおまえに手漕ぎボートをつかわした。モーターボートもつかわした。それにヘリコプターまでつかわしたんだ。いったい、おまえはなにを待っていたのかね」
癒す心、治る力?自発的治癒とはなにか 」(アンドルー・ワイル著)より引用。


救いや願いは、あなたが思っている形でやってくるとは限りません。
思いもかけぬ出来事としてやってくることは多々あります。

何を望んだとしても、柔軟にアンテナを伸ばし、直感力を鍛えておきましょう。
ときには、ただ流れに身を任せることも大事です。
そうすることで、我(エゴ)が望む願望ではなく、真我が望む方向に近づいていきます。


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