最近、内向的な人たちのことを考えています。
私自身も内向タイプなのですが、彼らが秘める内なる世界。
表にあまり出さないので、その人の内に秘められることが多かったです。
これからはその部分が ”クリエイティビティ” として、クローズアップされていくようになると思います。
今までの時代は外向タイプの人に向いていて、理路整然と意見が言えるとか、明るくハキハキしているとか、周りの人たちとすぐ友達になるとか、一緒にいて面白いとか、すぐ行動に移すとか、そのように表に向かって行動できる人たちが良いという傾向がありました。
外に向かうエネルギーですね。
自分を出さない人たちは意見は言わないし、何を考えているかもわからないし、大勢の中に埋もれてしまい、朱に交われば赤くなって目立ちません。
その中でも強い個性を持つ人たちは、その才能を発揮していきます。
研究者やアート系には内向タイプは多いです。
多くの内向的な人たちは、幼い頃に自分の内的世界を表に出すことは良くないことだと学んでしまいます。
うまく言葉で表現できなかったり、人といると疲れたり、引っ込み思案になったり。
親にはもっと外で遊びなさいとか、もっとはっきり言いなさいと言われます。
自分はダメなんだ、なんで積極的になれないんだろう、友達がなかなかできない、、など自分についていろいろ悩み、ネガティブに陥りやすいのは残念な事実。
明るく楽しい人には、人が集まやすいです。
facebookを見ていてもそうですが、元気よく楽しそうな記事をアップしている人たちの元にはたくさん人が集まります。
もちろん内向的な人の記事でもたくさんの人に読まれているものはありますから、一概に言えないですが、外向的な人たちは目立ちますし、楽しそう、幸せそうに見える人が多いです。
まあ、そんな感じで、内向タイプの人たちの内的世界は放置されてきたように思います。
しかしながら世の中で成功している人たちの中には内向タイプも多いです。
なので、外向がいい、内向が悪いという話ではないです。
が、世間的にはそのきらいはありますね。
日本は周りに合わせる文化、人と同じことが良しとされる風潮があります。
内向的な人たちは、自分を出すことに躊躇してしまって、無難な自分を演出してしまいます。
今回言いたいのは、内向タイプの人たちの内面は、想像以上に豊かなのではないか?ということです。
彼らはそれをあまり表に出さないので、人知れず消えていっていたのですが、これからはそういうところがクローズアップされるようになるのではないでしょうか?
内向的というわけではないですが、知的障害の方々のアートなどもその一つですね。
外向的な人たちのエネルギーは外に向かうので、外の世界で表現します。
内向的な人のエネルギーは内に向かうので、内的世界が人知れず養われています。
が、多くは表に出ることなく、言葉にもされないままに、気づかれずになんとなくある状態。
今、引きこもりやうつの人が多いのも、内的世界がないがしろにされてきたことへの警鐘なのかもしれません。
内向型の人たちがネガティブな内的世界を繰り広げるのではなく、その創造性豊かな世界を勇気を持って外の世界に表現していけるようになっていったらいいなと思います。
というか、そういう流れにこれからはなっていくんだろうなと私は考えています。
例えば、今はインターネットの発達で、個人の表現がいくらでもできる時代になってきています。そういうものもどんどんと活用していってほしいなと思います。
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