新しい天皇、新しい元号、令和の時代が始まりました。
日々の暮らしは急に大きく変わるわけではありませんが、
それでも吹く風は若干変わってきています。
新しい御代となり、そのお働きはこれから見えてくるでしょう。
国民と天皇がひとつとなって新しい時代を作っていってほしいものです。(*注1[後述])
天皇という立場になられる人は、幼少の頃から
いずれは天皇になるからと大切に育てられます。
まわりから丁寧に扱われ、小さな頃から、
自分はそういう存在になるんだと認識し始めます。
ダライ・ラマや他国の王となるべき人たちも、
まわりからそのようになるからと教育を受けてきます。
環境がその人を形成していく良い例です。
皇后のように、一般人からそのような存在になるのと、
幼少の頃からそのように育てられるのでは、
そこに生じる葛藤は同じものではありません。
どちらにしろそのプレッシャーおよび責任感は計り知れません。
まわりから大切に育てられる人は、同じように
まわりの人を大切にしますし、自分をも大切にします。
それが当然だと思います。
しかし世の中にはそうでない場面が多々ありますので、
心痛め、どうにかできないものだろうかと考えます。
自分を大切にする自己尊厳の気持ちは、今の日本人の多くに欠けています。
自己肯定感が低い人が多いです。
しかし言い換えれば、それは自分のことばかり見ているからです。
もちろん環境の影響は大きいです。
自己肯定感の低い人たちの中で育てば、同じようにそうなってしまいます。
それが当たり前の基準となるので、その後の人生で
そこから抜け出すにはかなりの努力が必要となります。
しかし大義があれば、「自分は、、、」とは言ってられません。
「天皇は日本国の象徴であり、日本国民統合の象徴である」
天皇にならざるを得なくなったら、覚悟をして天皇という立場をとります。
そこに「でも、だって」は通用しません。
つまり「私」が入る余地がなくなります。
多くの人々は往々にして立場を取りませんので曖昧に過ごします。
「自分は何者だ」というのを、
会社員、母親、教師、学生、という立場においています。
それはそれで構いませんが、自己肯定感が増すような、
自己尊厳が得られるような立場になることを考えてみませんか?
「私はそうなる」と決めることでシャキッと自己尊厳が増すような。
漫画のワンピースで「海賊王に、オレはなる!」とルフィが言っています。
「オレは、海賊王になる!」ではない。
海賊王というゴールがあり、それに自分はなっていく。
自分がだんだんとその器になっていく。
「自分が何者であるのか?」
天皇はそれを自分では選べません。
その運命に抗わなければ、早いうちからその自覚が目覚めます。
そしてそのように振舞います。
ただ、「どのような天皇になるのか?」は自分で選ぶことができます。
あなたは何になりますか?
大半の人は、親や先生に言われたように、
大学行って会社に入って、みんな結婚するから自分も結婚して、
子供持って、老後は...と思ってますし、そのように生きています。
あなたが本当にそれを望んでいるのならいいですが、
与えられたからそれに甘んじるのだとしたら、
それでいいんですか?
この機会に考えてみてください。
「自分が何者であるか?」
今の時点でもあなたはそれを決めています。
まさに今のあなたのあり方がそうです。
バイトにがんばっている学生、子育てしているお母さん、
会社勤めをがんばっている君、スタッフを抱えている経営者、
自由をモットーに生きている人、いろんな人がいますが、
何かしら「自分はこういう人です」というものを持っています。
今月は今一度、それを見直してみてはいかがですか?
天皇陛下は「こういう天皇になる」と決められたことで、
これからそれに向かって自己研鑽に励まれるでしょう。
天皇の最初のお言葉には、象徴としての天皇のあるべき姿が書かれています。
あなた自身も今一度、自分を大切に思い、家族を大切に思い、
日本国及び世界のことを思った時、
自分は「何者になるのか」考えてみてください。
「自分は何者なのか」ではなく、「何者になるのか?」です。(*注2)
「自分はこれになる」とまず決める。
それに向かって進んでいると、「何になるか?」は向こうからやってきます。
そうなった時、「〇〇に、自分はなる」となります。
そうなったら、その〇〇を見て進めばいいのです。
どうやってそこにたどり着くかはちゃんと見えてきます。
が、その〇〇を見つけるまでは、いろんな人にあったり、
いろんな経験を積んだりする方がいいです。
今月は自己尊厳を高める工夫をしてみましょう。
自分を大切にするエネルギーはまわりの人をも魅了します。
もっと自己尊厳を持って、自分を見つめ直してみる良い機会です。
「和音(+悦月)」2019.5.1
令和になってから5月のメッセージを書き出しましたが、
最初に書き出したのを載せるのをちょい躊躇しまして、もう一回、書き出しました。
でも似たような内容だったので、ブレンドして一つにまとめました。
その編集時に自分の編集(自動でない書き方)も加わっています。1割程度ですが。
(*注1)
> 国民と天皇がひとつとなって新しい時代を作っていってほしいものです。
と書いてますが、上記文章は出てくるままを書き出したもので、他者視線です。
私としては「作っていってほしい」より「自ら動きましょう」としたいところです。
「誰かしてくれたらいいや」と人ごとのようにつぶやくのではなく、
自分は自分で向き合わねば、自分の世界は変わりません。
生き方の一つとして、
国や国民、あるいは家族、知人に対して、
象徴や見本になれる生き方をする、存在になる
というのもいいのではないかと。
この件については、また後日書こうと思います。
(*注2)
> 「自分は何者なのか」ではなく、「何者になるのか?」です。
最後は同じところにたどり着くのですが、最初はズレが生じます。
既存のセルフイメージから抜け出るために
「何者になるのか?」の設定が必要となります。
自分が本当にやりたいこと、なりたいものを見つけるには、
自己肯定感がそれなりに高くないと現れてきません。
自分の器を小さく見積もっていると、無意識に可能性をはじいてしまいます。
「自分が何になるのか?」を最初っからわかっている人は少ないです。
意識しようとしまいと、それを求めている人は、
人生歩んでいるうちにどこかで出会います。
「あー、これなんだな」と。
わからないうちは見当つけて、それに向かっていけばいいです。
その方向性は多分、まちがってないでしょうから。
「自分はこうなっていこう、これをしよう」と決めた時、
自己尊厳が増すのか、自己肯定感が下がるのか?
気持ちが下がる場合は、まちがった設定をしているのでしょう。
「本当はそれじゃないんだけど...」と心のどこかで思っているのでは?
「やる」と決めた後、できるかどうか怖くてびびったり、緊張するのはありですが、
本当にやりたいのかどうかで気持ちが下がる場合は再検討しましょう。
それはちょっとしたボタンの掛け違えで、
少し視点をずらせばOKになることもあります。
自己尊厳、自己肯定感を高めていきましょう。
そうすると、人に言われたからとか、人に認められたいとか、
そういう思いなしで、自分をどうすれば生かせるのか?だんだんと見えてきます。
自分を大切にする、人を大切にする。
両方はあんがいできてなかったりします><
偉そうなこと書いてますが、
自分にもすごく言えることなんで、襟を正す思いです。
では、新元号初月、素敵な5月となりますように!
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