
また「99%と1%」の話の続きですが、、、
「絶対に・・だ」と最後まであきらめなかったおかげで勝利を収めるという話は、映画なんて特にそうですが、ものすごく多いですね。
アクション物も恋愛物も冒険物も、何かが起こり、トラブルが発生し、窮地に陥りますが、あきらめないで最後までがんばって、勝利&ハッピーエンド。
アメリカ物など特に「正義は勝つ」みたいなところがありますから、最後には悪はやっつけられてしまいます。
それを見て私たちは正義が勝つ世の中に安心します。
恋愛物もハッピーエンドになると、自分もそうなれるように感じてうれしくなります。
このパターンのストーリーがとても多いので、宇宙人が見たら、地球人はトラブルや争い、闘い、暴力、冒険、挑戦,セックス、恋愛などが大好きなのではないか?と思うでしょう。
地球人は、平凡で穏やかで問題の起きない日々などつまらないんだろうな〜と感じると思います。
あるいは、相当退屈した欲求不満の日々を送っているので、映画などで過激シーンを見て憂さ晴らしをしていると見るか。
私たちは,自分の現実世界ではトラブルなど欲しくないと思うし、苦しみやつらさ、悲しみも体験したくないと思いますが、映像ではそれが溢れています。マンガや小説もテレビドラマそうです。
これってどういうこと?
やっぱ、根はそういうの好きなんじゃ?
苦しみや葛藤を越えて、何事にも挑戦しつつ、希望を捨てずに立ち向かっていくヒーロー的な物語。
アクションもの、特に、戦って勝利を得るものがすごく多いように思います。
男性はアクションものや戦い系、女性は恋愛でハッピーエンド。
どちらもヒーロー、ヒロイン願望を満たしてくれるんだろうと思います。
物語としては、スムーズにうまくいってしまえばおもしろくないので、いろんなハプニングが起こって、見る者はハラハラドキドキ。
このパターンはかなり私たちの思考パターンにもしみていると思います。
現実世界は、映画のように区切られた終わりがあるわけではないですから、必ずしもヒーローや主人公が勝つとは限りません。
うまくいったと思っても、またそのうち問題が起きてまた乗り越えて、の連続です。
私たちは心のどこかで、最後にはきっとハッピーエンドになれるだろうとの希望を捨てることなく、生きています。
その希望がひとかけらもなければ,多分生きることはできないのではないかな?と思います。
そう思うと、今、現実社会で起きているあれこれ、ちょっと視点を遠のいて俯瞰的に眺めてみると、すごくエキサイティングな世界に見えるのかもしれない。
苦難を乗り越え、生きていこうとする人々のいろんな物語が自作自演でライブ中継されています。
私たちの思考パターンの中にある「99%と1%」は、最後には1%が勝つシナリオが収まっているように思います。しかしながら、それを実現させるには、幾多もの苦難を乗り越えて、、、。
楽に変えたいと思うのなら、自分の中にあるこの思考パターンを変えることが一番でしょう。
本当に楽に変えたいのか?
それとも心のどこかで、あるいは魂が、チャレンジしてみたいと望んでいるのか?
苦難を乗り越えて成長していかないと変えられないと思っているのか?
自分の心に尋ねてみるといいでしょう。
前回の記事で、外に1%を探しつづける話を書きましたが、自分を見失っている感がある人は「自分が本当は何を望んでいるのか?」しっかりと見極める必要があるかもしれません。
例えば、「自分の使命を知りたい」と思い続けながらも、見つからない人。
見つけちゃったら映画は終わってしまう、、、と思っているかもしれない。
きっと見つかると希望と持ち続けているのが好きだとか。
その過程で起こることが醍醐味だったりして。
となると、本当は「探し続けること」や「希望を失わないこと」が本命なのかもしれない?
私たちはたくさんの勘違いをしていますから、何度でも自分に問いただすことが大切だと思います。
昨日、メルマガ配信しました。→ 『「できない自分」でいいじゃない?』
昨日の記事とも内容がリンクしてるので、読んでみてね。

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