
以前載せたルーミーの二種類の知性。
上記記事ではコーチングに関連させて書いていました。
今月からアートクラスを始めるのですが、この文章を昨日見つけて、
「あ、アートクラスでしたいのはこれだな」と思いました。
そこへ至る道はいろいろありますが、結局、たどり着きたいところは同じなんですね。
自分へのリマインドを込めて、もう一度、その文章を載せておきます。
知性には二種類ある。
一つは後天的なものだ。
学校に通う子どもが、教科書や先生の話から事実や概念を覚え、昔ながらの科学からも新しい科学からも知識を学ぶたぐいのものである。
そうした知性を活かすと夢がかなう。知識を記憶する能力は、他人より上に立つか下に立つかの差を生むが、この知性を活かせば、知識の草原を出入りし、より多くのことを記憶の銘板に刻めるようになる。
知性にはもう一種類ある。
これは先天的に完成され、自分のうちにあるものだ。
せき止められることなくあふれ出す泉であり、心の奥にある斬新なものだ。
このもう一つの知性は、色褪せることもなければ、よどむこともない。
それは絶えず流れるもの。
しかし、学びの水路を通って外から内へ流れ込むことはない。
この第二の知性は、おのれのうちから外へあふれ出す源泉なのである。
引用元:『「スタンフォード・インプロバイザー」より』
近年の教育は"後天的な知性"を育むことが重要視されてきました。
"先天的な知性"はなおざりにされてきました。
そのため、皆が持っているのに、多くの人が宝の持ち腐れになってしまっています。
せき止められることなくあふれ出すはずが、せき止めなければいけないと学んでしまいました。
統制をとりたいなら、指示に従う人を増やしたいと思ったとしても当然でしょう。
おのれのうちから外へあふれ出す源泉で動く人は、言うことを聞かないので厄介です。
集団生活を営むうえで、統制をとり、ルールに従う人たちを育成するのは必要な過程です。
が、もう次の段階に行く時期にさしかかっています。
振り子が左右に振れるように、今度は、自分の内にある源泉から溢れ出るものを表現する方向に変わりつつあります。
あなたの源泉はどんなものでしょうか?
それをどのように表現していきますか?
食べていく、生活していくこと、言い換えれば、お金を得ること。
それが先にあって、「じゃあ、何の仕事をして稼ぐのか?」という考え方から、
自分の内なる源泉を感じ、そこから湧き出る泉をどう表現するか?
それを表現することが生きることだ。
とシフトできる人は、これからおもしろい人生を歩みそうですね。
掘れば掘るほど無限に出てくる深みある泉をあなたも持っています。
これはどんどんと育んでいけるものです。
底なしですから。
自分の世界を豊かにしていくことが、これからもっと大切になっていきます。
そのためには、感じる力を増すこと。
感性を磨くと同時に、しっかりとした精神性を持って、ブレない自分になることが大事です。
自分の世界の見方が変われば、世界は違う姿を見せてくれます。
「クリエイティブ・アートクラス」ではそれを見つけ出し、育んでいきます。
一緒に探求したい方はどうぞご参加ください。
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