滋賀県にある「近江富士」と呼ばれる三上山は432mで決して高くない山です。
いくつかルートがあります。
私は一番健脚向きと言われるルートを登りました。
京都の愛宕山は、924m。
琵琶湖対岸の日吉神社の奥宮がある八王子山は381m。
奈良の三輪山は467m。
三上山は、八王子山や三輪山と似た高さですが、
私が登ったルートの険しさはこれらの倍はあります。
勾配が急な山道で、岩場も多いです。
低い山とはいえ、体力に自信のない方は楽なルートをオススメします。
こんなところ ↓ けっこうありました。
やっぱり現地に行ってみるが一番ですね。
行って初めてわかることがあります。
この時は山自体には特に何も感じませんでした。
奥宮や奥津磐座にも。
一番印象深かったのは、奥宮付近から見える景色。
左手奥にある山と右手奥にある山と琵琶湖。
これらが前に広がる景色の中心に向かってラインが流れています。
写真ではわかりにくいですが、右側には琵琶湖が瀬田川に流れていくあたり。
光が降りてきているあたりに左右の流れがまとまっていきます。
昔の人はこういうのを龍に例えたのかと思いました。
右の山脈と左の山脈、琵琶湖の流れという3つの龍脈が一点に集約していく印象です。
光が差すあたりに、三上山のようにポツンとある小さな山が気になりました。
あとで調べてみて、最初は、立木観音のある立木山かと思いました。
が、あとでそれは石山寺のあるところかなと。
が、それも撤回。今は牟礼山かなと思っています。
地図を見る限りは、この山には特に何もないように思います。
以前、磐座がアンテナ的な役割をしていると感じたことがあります。
三上山にしろ他の山にしろ、ポツンとある山は何かそういう役割があるのかもしれません。
私が三上山奥宮からの風景を見て感じたのは、三上山がパワースポットどうこうというより、
三上山から見える風景がまさにパワーあふれる龍の姿でした。
三上山は、山脈と琵琶湖からなる自然の大きな流れが見えるポイントとして
神聖な場とされたのではないかと思いました。
昔の人はどうやって大きな流れを感知したのかわかりませんが、
この風景を見ていると、普段とはスケールの違う流れがあるのがわかります。
そこから龍のエネルギーを感じ取ったのでしょうか?
ここでは水龍(水流)と地龍(地流)です。
三上山から生駒山へのラインは淀川とは平行になりますが、
この流れで、ポツンとある山を地図上で追って見つけたのは、東に太郎坊宮(阿賀神社)のある赤神山、多賀大社横の山。
そして三上山、石山寺のある山、岩清水八幡宮のある山。
等間隔に近い状態で並んでいます。
そして、岩清水八幡宮付近からは京都から合流した川もすべて一つとなって淀川となり、大阪湾に流れ、その先には淡路島、四国。
日本の山や磐座、神社仏閣は、線を引けばどこかとつながったり、図形になるのかもしれませんが、昔の人はすごいですね。
今回、これらを調べるために地図をよく見たのですが、
「ここは!」と思うようなところにはほぼ必ず神社やお寺があります。
要所はすでに押さえれられているって感じです。
ナスカの地上絵のように上から見たのか?と思えるようなつながりが見えてきます。
昔の人は、日本列島という”生き物”を、
地上にいながら、空から見たかのようにつかんでいます。
ちなみに、地図を見ていたら、山の中でけもの道を見つけるように、
地脈の流れが見えてきます。中央構造線はわかりやすいです。
とはいえ、今ではあちこち山が削られたり、川や海、湖が埋め立てられたり、
昔の自然なままではないですから微妙ですけどね。
今回の三上山は、人間サイズでない大きな流れを垣間見せてくれました。
それにより龍が想像しやすくなります。
見えない大きな流れがあることが感じ取れます。
そして、自分がまだ行ったことのない地まで伸びているのを感じられます。
水の流れ、風の流れ、山脈の流れ、雲の流れ。
昔の人は想像で、というより、体感で、見えないところも感じ取って、
全体図を構成していたのでしょうね。
部分を見て全体を知るというか。
今回の三上山からの風景は、
見える流れが見えない流れを想起させるのを感じました。
日常をはるかに超えたダイナミックな流れ。
それを感じることができたのは良かったです。
三上山には、俵籘太がムカデ退治をしたという伝説や、
ピラミッドではないか?という話があります。
麓にある御上神社は良い雰囲気のところでした。
御神体が三上山なのに、なぜか社殿はそちらを向いていません。
琵琶湖の方を向いているそうです。
それが気になりました。
奥宮の前にある奥津磐座と、対岸の日吉大社の奥宮、八王子山の金大巌は
呼応しあっているという話もあるそうです。
この流れから、石山寺、立木観音、佐久奈度神社、石清水八幡宮にも行きたいと思いました。
石山寺,立木観音、佐久奈度神社はすでに行きましたので、その話はまた後日。
(自分の備忘録兼ねて書いてます)
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新しいブログを始めました。
これからは主にそちらに記事を載せていきます。
こちらのブログは個人的ブログとして、時々、
日々の気づきやマイワールドの話などを載せていく予定です。
いくつかルートがあります。
私は一番健脚向きと言われるルートを登りました。
京都の愛宕山は、924m。
琵琶湖対岸の日吉神社の奥宮がある八王子山は381m。
奈良の三輪山は467m。
三上山は、八王子山や三輪山と似た高さですが、
私が登ったルートの険しさはこれらの倍はあります。
勾配が急な山道で、岩場も多いです。
低い山とはいえ、体力に自信のない方は楽なルートをオススメします。
こんなところ ↓ けっこうありました。
やっぱり現地に行ってみるが一番ですね。
行って初めてわかることがあります。
この時は山自体には特に何も感じませんでした。
奥宮や奥津磐座にも。
一番印象深かったのは、奥宮付近から見える景色。
左手奥にある山と右手奥にある山と琵琶湖。
これらが前に広がる景色の中心に向かってラインが流れています。
写真ではわかりにくいですが、右側には琵琶湖が瀬田川に流れていくあたり。
光が降りてきているあたりに左右の流れがまとまっていきます。
昔の人はこういうのを龍に例えたのかと思いました。
右の山脈と左の山脈、琵琶湖の流れという3つの龍脈が一点に集約していく印象です。
光が差すあたりに、三上山のようにポツンとある小さな山が気になりました。
あとで調べてみて、最初は、立木観音のある立木山かと思いました。
が、あとでそれは石山寺のあるところかなと。
が、それも撤回。今は牟礼山かなと思っています。
地図を見る限りは、この山には特に何もないように思います。
以前、磐座がアンテナ的な役割をしていると感じたことがあります。
三上山にしろ他の山にしろ、ポツンとある山は何かそういう役割があるのかもしれません。
私が三上山奥宮からの風景を見て感じたのは、三上山がパワースポットどうこうというより、
三上山から見える風景がまさにパワーあふれる龍の姿でした。
三上山は、山脈と琵琶湖からなる自然の大きな流れが見えるポイントとして
神聖な場とされたのではないかと思いました。
昔の人はどうやって大きな流れを感知したのかわかりませんが、
この風景を見ていると、普段とはスケールの違う流れがあるのがわかります。
そこから龍のエネルギーを感じ取ったのでしょうか?
ここでは水龍(水流)と地龍(地流)です。
三上山から生駒山へのラインは淀川とは平行になりますが、
この流れで、ポツンとある山を地図上で追って見つけたのは、東に太郎坊宮(阿賀神社)のある赤神山、多賀大社横の山。
そして三上山、石山寺のある山、岩清水八幡宮のある山。
等間隔に近い状態で並んでいます。
そして、岩清水八幡宮付近からは京都から合流した川もすべて一つとなって淀川となり、大阪湾に流れ、その先には淡路島、四国。
日本の山や磐座、神社仏閣は、線を引けばどこかとつながったり、図形になるのかもしれませんが、昔の人はすごいですね。
今回、これらを調べるために地図をよく見たのですが、
「ここは!」と思うようなところにはほぼ必ず神社やお寺があります。
要所はすでに押さえれられているって感じです。
ナスカの地上絵のように上から見たのか?と思えるようなつながりが見えてきます。
昔の人は、日本列島という”生き物”を、
地上にいながら、空から見たかのようにつかんでいます。
ちなみに、地図を見ていたら、山の中でけもの道を見つけるように、
地脈の流れが見えてきます。中央構造線はわかりやすいです。
とはいえ、今ではあちこち山が削られたり、川や海、湖が埋め立てられたり、
昔の自然なままではないですから微妙ですけどね。
今回の三上山は、人間サイズでない大きな流れを垣間見せてくれました。
それにより龍が想像しやすくなります。
見えない大きな流れがあることが感じ取れます。
そして、自分がまだ行ったことのない地まで伸びているのを感じられます。
水の流れ、風の流れ、山脈の流れ、雲の流れ。
昔の人は想像で、というより、体感で、見えないところも感じ取って、
全体図を構成していたのでしょうね。
部分を見て全体を知るというか。
今回の三上山からの風景は、
見える流れが見えない流れを想起させるのを感じました。
日常をはるかに超えたダイナミックな流れ。
それを感じることができたのは良かったです。
三上山には、俵籘太がムカデ退治をしたという伝説や、
ピラミッドではないか?という話があります。
麓にある御上神社は良い雰囲気のところでした。
御神体が三上山なのに、なぜか社殿はそちらを向いていません。
琵琶湖の方を向いているそうです。
それが気になりました。
奥宮の前にある奥津磐座と、対岸の日吉大社の奥宮、八王子山の金大巌は
呼応しあっているという話もあるそうです。
この流れから、石山寺、立木観音、佐久奈度神社、石清水八幡宮にも行きたいと思いました。
石山寺,立木観音、佐久奈度神社はすでに行きましたので、その話はまた後日。
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