あなたの知っているあなたの身体が、実はその通りでないとしたら?

あなたは自分の姿を鏡で見ているから、自分がどんな身体をしているか、
知っているでしょう。

体重何キロで、身長が何センチで、痩せている、太っている、
たくましい、貧弱、巨乳、貧乳、色黒、色白、などなど。

鏡で見ているその姿を自分の姿だと信じているけれど、
それがもしあなたの記憶が作り出しているに過ぎないとしたら?


どういうことかというと、

物質次元を主体とするのではなく、情報次元を主体とすれば、
記憶の蓄積があなたに今の世界をもたらしています。

まだ無垢な赤ちゃんの頃から、いろんな出来事があり、いろんな経験をし、
いろんなことを聞かされ、「こうあるべき」というのをたくさん知りました。

その積み重ねの結果が、あなたが今見ているあなたの姿であり、あなたの世界。


太っているあなたは、その姿になるような記憶を積み重ねてきて
結果として、あなたの記憶が太った肉体を見せています。

あなたがそのように認識して太った身体を感じているから
人もそれを察知して、同じような身体を見ています。

つまり情報が先。

蓄積された過去の情報がもたらすイメージが
あなたの肉体をそのように見せています。


私たちは、物質ベースで長いこと生きてきていますから、
この信念はそう簡単には変えられません。

すでに信じ込んでいる信念を変えるために、
今度は物質ベースで、ダイエットしたり、筋トレしたりします。


また、身体の境界も、自分の肉体の境界、つまり皮膚が境界、と思っていると、
そんな風に感じます。

今後、人間の身体も人工化していく部分が増えていくでしょうが、
義手義足や、高いところの枝を切るためのカッターなども
身体の一部と感じられることあります。

舞やダンスで、長い布や棒、輪などを使う場合もそうですね。


ラバーバンド実験というものがあります。
衝立を境に、目の前に偽の手を置きますが、皆、自分の手であるかのように反応します。





実は、これぐらい身体境界は曖昧です。
自分の思い込みが、”あなたの身体”という外観を作り、その境界を作っています。

この実験からもわかるように、視覚情報と身体情報が一致していたら、
自分の体と認識します。

目の前にある手が偽物でも、
自分の手のように見えたら痛みや恐れを感じます。

それは自分の肉体でない部分を
あたかも肉体であるかのように脳が勘違いしています。


ポケモンGOで、ボールを投げるときに、指で画面のボールをなぞって投げますが、
その距離感や強さが指の感触とマッチしています。

指の投げ感と、画面の中でのボールの飛び具合が
絶妙に一致するのですごいなと思います。

画面上の架空のボールを投げているのに身体感覚が一致しています。
それも指先の感覚です。

今では他にもそんなゲームは山ほどあるんでしょうが、
自分の身体の境界がどこか?というのは実は曖昧です。


自分の身体の境界(つまり自分の身体)も、
自分の身体の様相も脳の思い込みが作り出してるもの、
記憶から生み出されているものと言えます。

そのデータが書き変われば、
太っていた人が痩せたり、若々しく見えたりします。

人と自分との境界は自在になります。

しかし細胞レベルの無意識下の情報は滅多なことでは書き変えられません。
ある程度までの変化なら可能です。

まとめると、

”物質が先、情報があと” ではなく、”情報が先、物質があと” 。
あなたが思っている自分の容姿は、過去の記憶の集積が見せている。

という話でした。

その情報(記憶)が、今のあなたの姿を見せているから、
情報が変われば、あなたの姿も変化するでしょう。


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