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これから先、意識がどんどんと進化していくことを考えると、
意識が一体、いつどのように発生したのか?興味のあるところです。

2012年以前、とくにスピリチュアル分野で「アセンション」と騒がれました。

でも相変わらず同じ世界が続いているじゃないか?と言う人もいますが、
私としては、その時に見ていた上の次元にすでに突入しているのを感じます。

数年前に決死の白山縦断をしたのですが、その時、大汝峰の山頂で意識の扉が開き、
「これからは現実の世界でやって行きなさい」と言われ、今に至ります。(私の場合)

すでに次の段階に来ているので、それは不思議現象ではなくなり、
現実となって現れてきています。

数年前、たくさんの人たちが神社巡りやパワースポット巡りを始めました。

それからそれが第二世代(と私は呼んでいる)に受け継がれ、
もっと若い世代が日常的にスピリチュアル的な要素を用いるようになりました。

神社やパワースポットに呼ばれもするけど、それほどスピではなく、
言ってしまえば、右脳をもっと使うようになっているということですが。
言語外のところをキャッチしやすくなっています。

そして今はテクノロジーの世界自体が魔法の世界っぽくなってきたし、
情報化、バーチャル化の時代なので、スピらなくても日常で十分その要素はあります。

つまり、昔、悟りとか、アセンションとか、覚醒とか言っていたものが、
すでに日常化し始めています。

日常化といっても、魔法を使えるようになったというわけではありません。
(スマホやインターネットがすでに魔法といえば魔法といえますが)


例えば、今は言葉で話さないとこちらの言いたいことが通じなかったりしますが、
そのうち言葉がなくても、意識の情報の空間の共有の仕方がわかり、
ポッと自分の中で映像を思い描くとそれが相手に伝わって、
「ああ、それね、そういうことね」と通じてしまう。

最初はテクノロジーの助けを借りるけど、そのうち意識自体がそのように進化して、
脳裏の映像を共有できるコミュニケーションが当たり前な時代が
すぐそばまで来ているように思います。

これは100匹目の猿現象で、最初は少数の人達に可能ですが、
ある一定値を超えたら、一気にみんながそういうコミュニケーションが
できるようになるでしょう。

でもそうなってくると、プライベートがなくなっていくというか、
プライベートとか、個人という概念そのものが変化していきます。

でも人間がそれができるようになる前に、
テクノロジーでそういうことが可能になるのが先でしょうね。

それでその感覚が当たり前の世代が出てくるから、
そうするともう意識も変わっちゃいますよね。

近い将来、意識のクォンタム・リープが起きそうなので、
過去のそれを知っておきたいと生物学やらなんやらをちょこっとかいつまんでますが、
とてもおもしろいです。

これは生命現象として、意識の進化として起きていること。
現実的なアセンション。

オタマジャクシに足が生えるような変化が人間にも起こりつつあります。
人間にもと言うより、自己意識、自我意識に起こりつつあります。


脳の進化の5億年、発達の38週間、成長の80年』が面白かったです。
そこから簡単にまとめます。

地球上に初めて生命が誕生したのは、今から38億年前。
地球上に脳という器官が誕生したのは、今から5億年ほど前。

このときに誕生した“原始生命”は、脳を持っていなかったそうです。
今、地球上に存在する動物にはすべて脳があります。


・38億年前:生命の誕生
海中に、“リボ核酸”や“タンパク質”が誕生。このリボ核酸とタンパク質によって、初期の生命は構成された。生命はその後、DNA(デオキシリボ核酸)を形成し、これによってDNAを持つ“あらゆる生命の共通祖先”が誕生した。共通祖先は後に、原始的な単細胞生物へと進化していった。初期の単細胞生物は、神経や脳を有していなかった。


・10億年前:単細胞生物の分岐(1)
 単細胞生物が、“従来のままの単細胞生物”と“植物・菌類の祖先になる単細胞生物”とに分岐した。


・9億年前:単細胞生物の分岐(2)
“植物・菌類の祖先になる単細胞生物”に分岐しなかった単細胞生物のグループが、原始的な動物であるカイメン(海綿)と分岐した。


・8億年〜6億5000万年前:多細胞生物の誕生
 複数の単細胞生物が集まり、多細胞生物が誕生するようになった。


・6億3000万年前:刺胞動物の登場
この頃に誕生した刺胞動物(イソギンチャクやクラゲなど祖先)には、『散在神経系』と呼ばれる神経網が存在していた。散在神経系とは、神経細胞が体全体に網目状となって存在している神経系を指す。


・5億4200万年前:カンブリア紀の開始
 “原始的な脳”といえる構造を持つ生物が誕生した。ここから、5億年に渡る脳の進化の歴史が始まる。
 この時期以降に登場した魚類・両生類・爬虫類・哺乳類などの脊椎動物(多数の椎骨(ついこつ)がつながった脊椎を有する動物)の脳は、どの動物でも『脳幹』『小脳』『大脳』から構成される。


・4億6000万年〜2000万年前:顎口類の登場
頭部を形成する胚葉(=受精卵が卵割することで生じる細胞層)に変化が生じ、脳の前方に存在していた鼻孔の位置が移動し、さらには下垂体(=さまざまなホルモンを分泌する内分泌器官)の位置も移動した。これによって脳の前方が開け、終脳を形成する空間が確保されて終脳の発達が加速していったと考えられている。

・3億7000万年前:両生類の登場
 海中で誕生した脊椎動物である魚類の一部が両生類となり、陸上へと進出した。

・3億1500万年前:爬虫類の登場
爬虫類の脳は両生類と同様に、反射やエサの捕獲、交尾といった本能的な行動を司る部位である脳幹が脳全体の大きな部分を占めており、大脳と小脳が小さい点が特徴である。
爬虫類の大脳は小さく、大脳の構成は動物が生きていくために必要な本能や恐怖などの原始的な感情を司る『大脳辺縁系』が主である。

・2億2500万年前:哺乳類の登場
爬虫類から哺乳類へと進化する直前の段階で、大脳の『新皮質』をつくる基になる部分が形成された。
大脳の表面を覆う大脳皮質にしわができたことで大きな容量(広い表面積)が確保され、新たに発達した大脳新皮質に視覚野や聴覚野といった感覚を司る『感覚野』や、運動機能を司る『運動野』が誕生した。
嗅覚以外にも視覚などの情報が脳に多く取り込まれるようになった。
大脳辺縁系も主に嗅覚以外の感覚に対応するようになり、喜怒哀楽が豊かになった。また、情報を記憶する能力も向上した。こうして、哺乳類特有の怒りや恐怖、攻撃、愛、嫌悪などの感情が出現した。


・6000万年前:哺乳類(霊長類)の登場
霊長類は新皮質がさらに発達して大きくなり、『連合野』が出現し、より高度な認知や行動が可能となった。
類人猿に進化して以降は、指や手のひらを司る領域と隣り合う“脳の顔面筋”や、“舌・唇の運動や感覚”に関わる領域が拡大されたため、表情が豊かになった。その後、さらにその周辺の領域が拡大・発達し、『ブローカーの中枢』と呼ばれる運動性言語中枢が形成された。


・440万年前:アルディピテクス・ラミダスの登場
直立二足歩行を可能とする初期の人類の一種である『アルディピテクス・ラミダス』が登場

・250万年〜160万年前:ホモ・ハビリスの登場
木材や石を加工して道具を作り出すべく、眼と手を正確に連動させ、手先を器用に動かすようになった。
ホモ・ハビリスは脳の進化によって自身を取り巻く世界を認識し、言語を用いて周囲の個体に自身の考えを正しく伝える能力を持つようになった。こうした能力は『心』を生み出す生物的基礎となり、現在のヒトに通じる能力となった。


・180万年〜5万年前:ホモ・エレクトゥスの登場
ホモ・エレクトゥスは道具を巧みに操っただけでなく、火を使うことも覚えた。
直立二足歩行によって骨格が変化し、発声気管が従来よりも低い位置に下がった。この変化によって発声が容易になり、言語の発達が加速した。脳内では、言語を司る部位であるブローカー野がますます発達した。さらに、聴覚を司る部位に隣り合う部位も拡大し、『ウェルニッケ野』と呼ばれる感覚的言語中枢に発展した。


・20万年前〜現代:ホモ・サピエンスの登場
脊椎動物の進化の初期の段階では、脳は神経細胞が集まった“膨らみ”のようなものに過ぎなかった。やがてこの膨らみはヒトへの進化の過程で大脳、間脳、中脳、小脳、延髄、脊髄からなる複雑な構造を形づくり、個体の維持だけでなく高度な精神活動を可能とする器官となった。
ヒトは抽象的な思考が可能となった。


という流れになっています。

そしてこの流れが、人間が受精した後の過程で繰り返されます。

5億年という歳月をかけて進化を遂げたヒトの脳は、母体で受精した後、38週で形成される。

受精後に始まるヒトの脳の形成と発達は、生命そのものの脳の進化の軌跡を辿ることになる。
たとえば、今から5億年前に生命が獲得した神経管は受精後3週目に形成され、今から6500万年前に発達した大脳の皮質は、受精後17週目頃までに形成される。このように、受精後のヒトの脳の発達は生命の脳の進化をなぞる。



まとめると、

【38億年前】
“リボ核酸”や“タンパク質”が誕生
 ↓
DNA(デオキシリボ核酸)を形成
 ↓
単細胞生物
 ↓
【8億年〜6億5000万年前】
多細胞生物
 ↓
【6億3000万年前】
刺胞動物(イソギンチャクやクラゲなど祖先)
神経細胞が体全体に網目状となって存在している神経網を持つ
 ↓
【5億4200万年前】
体を動かすために神経細胞が集合した“神経節”、脳の元になる”集中神経系”を獲得
“原始的な脳”といえる構造を持つ生物が誕生
 ↓
【4億6000万年〜2000万年前】
顎口類(脳の前方が開け、終脳を形成する空間を確保)
 ↓
【3億7000万年前】両生類
 ↓
【3億1500万年前】爬虫類
 ↓
【2億2500万年前】哺乳類
 ↓
【6000万年前】哺乳類(霊長類)
 ↓
【440万年前】
『アルディピテクス・ラミダス』二足歩行を可能とする初期の人類の一種
 ↓
【250万年〜160万年前】
『ホモ・ハビリス』道具を扱う。言語の発達。自身を取り巻く世界を認識。
 ↓
【180万年〜5万年前】
『ホモ・エレクトゥス』火を扱う。『ウェルニッケ野』の発達。
 ↓
【20万年前〜現代】
『ホモ・サピエンス』現代人。抽象的な思考が可能。
 ↓
 ?


自我を持つ人間が誕生したのって、ごく最近ですね。

この流れから何が見えてくるか?

こういうことを考えていると楽しいです


  

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