映画「ドクターストレンジ」から始まってのつらつら書きの続きです。
この映画では、「時間」もまた一つの大事なテーマになっていました。
時間、、、人間にとっては寿命。
「時間こそが私たちの敵」とする考え。
つまり、命に限界があるということです。
古代から不老不死に対する憧れがありました。
今では「ゴースト・イン・ザ・シェル」の映画で描かれていたような義体の時代は
もうすぐそこにきていますから、不老不死も夢ではなくなってきています。
ネタバレになりますが、ドクター・ストレンジは、世界を救うために、
なんども殺されるという時間の無限ループに入ります。
自らが望んで何度も殺される生死の繰り返しの無限ループの中では、
死(痛み)は怖くなくなります。
映画「オール・ユー・ニード・イズ・キル」でも繰り返し殺される主人公が出ていました。
あれを見た後で思ったのは「エゴの死」でした。
「永遠に生きたい」と思う裏返しは、「エゴの死」を望んでいるんだろうなと。
エゴが死ぬことで、自分は囚われの世界から解放され、自由になれる、
永遠に生きることができるという思いがあるように思います。
映画などで簡単に殺すシーンが多いのは、
私たちの中にあるその潜在的な願望を表しているのかもしれないです。
エゴの死といっても、エゴがないと私たちは個の意識を持てないので、エゴは必要です。
エゴが一旦死ぬような体験をすることで、エゴに囚われた世界から解放されます。
”自他の区別のないところ”から、「個」として出てきた私たちです。
エゴ(自我)は、自分は何かが欠けていると思いがちです。
完全なるものに戻りたい、なりたい思いがどこかにあります。
ドクター・ストレンジは、閉じた時間の中で何度も殺されに行きますが、
その時、自分のために生きることは捨てて、人のために死に続けることを選んでいます。
ここでは時間のループで表されていますが、これは象徴だなと思いました。
私たちの日常は、習慣、カルマ、無意識のループに陥っています。
そのたくさんのループの中で、繰り返し繰り返し同じことを繰り返します。
そこでは無意識に行動をするので、自分がないに近いです。
自分のために生きていない、死んでいるのと何ら変わらない状態です。
それに気づき、そのループから抜け出し(解脱)、また新しいループに入り、
またそのうち気づいて抜け出して、、、を繰り返して生きていきます。
でも一つのループから抜け出るごとに、抽象度が高くなって多角的な視点を得ます。
書き出したらなかなか終わりません、、ので、次回に続きます。



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