先日の一斉遠隔ヒーリング「ワンポイント・グラウンド」の時、
ちょうどこんなイメージでした。
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(「陰陽師/第7巻」岡野玲子)

「ワンポイント・グラウンド」は特に取り除きたいこと、手放したいことに対して有効です。
ブロック解除のようなものですが、滞りをフラットに調整する作用があります。

なので、ネガティブな思いや痛みに対してすることが多いです。
この日も、参加者の方々のそのような思いに対しての働きかけとなりました。

が、この日のヒーリングはまさにこのイラストのよう。
(ヒーリングをしている私の視点は外から見ている感じです。ちょうど今あなたがこれを眺めているように)

背後には、とても大きな慈悲のエネルギーが控えていて、守られてる感じを得ました。


実は、私たちはいつもこんな感じだと思います。
常に背後に、このような、人を超越した愛のエネルギーはあるのですが、
このイラスト下部の菅公のように、目の前のことに心を奪われていて気づきません。

まさに今の世界はこんな風だなあと思います。

私たちはいろんなことにストレスを感じて感情を揺さぶられます。
そこに思いを集中しますので、その後ろで見守っている存在
(というと人格化したもののようですが、形はありません)に気づくことができません。

目の前のこと、つまりエゴが重要視していることに取り組むことをやめたら、
後ろの存在を感じることもできるでしょう。

エゴが自分のことに一生懸命になって、自力でどうにかしなくては!と力んでいるがために
(菅公のように)、後ろの大きな存在に気づけません。

エゴのがんばりは、たいてい不安や恐れから来ています。
見捨てられる不安、認められないことへの恐れ、失敗する不安など。

不安や恐れから行動すると緊張感がありますから、なかなか自分の実力が出せず、
ウンウン言いながらそれに向かうことになります。

そんな自分の力でがんばるよりも、自分の背後に控えている大きな力を信じる方が
物事がスムーズにいきます。

「大丈夫。自分は守られているから。」と。

そのように思い、感じることができると、エゴの恐れが静まります。

エゴの恐れの思考が静まると、静けさが訪れます。
そうなって初めて、自分よりも大きな無限大の力に気づきます。

そのパワーは神様や高次元の存在というより、本来「あなたと同じもの」。
あなたもそういう存在なのに、すっかり忘れている状態。

この漫画では、この続きに、
「この世は幾層もの層が重なってできている」という話が出てきます。

上記のイラストの時に、上から下までの幾つかの層が開いたので、
女神が降りてきているような感覚を得たと。

そして「菅公もそれに気づけば、怨霊ではなくて、本当の北野の社の主になれるのだよ」と。
「それは、菅公は擁護されているということではないか?」と続きます。

これは誰に対しても言えます。

この幾つかの層をあなたの意識の話と思ってみてください。
最も表層のエゴに近い層(顕在意識)から自己を超えた層まで。

怒りまくっている菅公ではなく、「後ろの存在である自分」に気づけば、
怒る理由がなくなります。

その視点から今の状況を見下ろせます。

「その視点から今の状況を見下ろせます」と簡単に書いてますが、
「その視点から今の状況を見る」ということが何を示すかは、
一人一人がその人生で見出していくといいと思います。
人によって違う認識を得るでしょうから。

今、時代もその視点を問うべき時に来ているようで、今までの二元論的世界では、
今まで答えが出なかったことへの問いかけが起きているように思います。


今のあなたは、菅公の位置か、後ろの存在の視点に立っているか?

その視点を変えることができると、問題は問題ではなくなります。

自分の小さなエゴは目の前のことしか見えてないので、そこにこだわり、ウンウンと唸っていますが、ずーっとズームアウトすれば、大きな意識、人が仏とか神と呼ぶようなものが常に静かに控えています。

それに気づくことができれば、安心です。

大きな大仏さまを作ったのは、その偉大さや寺の権力を見せるためではなく、
背後に控え、見守っておられる慈悲の存在を表したかったのかもしれないですね。


今月はとくに自我が「今までの自分」から「新しい自分」へと
脱皮する変容の時期に入っているようです。

今までの信念(エゴが信じてきたこと)が崩れる出来事を体験している人が
少なくないようです。

「いったい今までの人生はなんだったんだー?」
「私がしてきたことはいったい、、、」みたいな。

信じきっていた価値観が変わるということは、新しい段階に移る前段階で、
視野が広がることなので悪いことではないです。

けれども、信じていたものが信じられなくなったり、今までの基盤になっていた価値観が崩れたりするので、その渦中にいる人はたいへんだと思います。

菅公がエゴだとすると、それを俯瞰するもう一人の自分が後ろの存在。

菅公から後ろの存在への移行は、菅公が冷静になり、
後ろの存在と同調できるぐらいの状態になることから始まります。

今の菅公の状態から冷めて、現状を俯瞰的に見て、今までの自分の思い込み、怒りの原因などを違う角度から見て、相手の事情もわかり、自分にとってこれは必要だったことと理解し、この恨みの想いにこだわるよりももっと違うことに目を向ける方がいいことに気づき、自分も相手も許し、過去のことにこだわるのはやめて、新たな人生に向かっていくことを決意し、、、

という過程を経て、安らかなる心を取り戻すことになるでしょう。

それなりのプロセスです。
一瞬で氷解することもあれば、このように順を経ていく場合もあります。

一瞬で氷解する時は、実は既にこのプロセスをある程度、経ています。

一足飛びに行くよりは、ちゃんとこのプロセスを一つ一つやって行く方が
経験豊かになるのでいいと思いますが、あまり時間をかけず、次の段階に進むがいいですね。

そのためには、俯瞰的に物事を見るクセをつけるようにするといいです。


この時期に合わせての一斉遠隔ヒーリング・プログラム
トランスフォーミング・ヒーリング」を行います。
自我が揺らいでいる方にオススメです。


    

20日春分の日、琵琶湖沿いでのセミナーをします。

日時は20日(月、祝)13:30~16:30
場所は、京阪石場駅下車徒歩5分のところです。
京都駅から20分、滋賀方面に行ったところです。
料金は8000円(税込)。

テーマは「俯瞰する視点 x 脱皮する自我」。

これからは俯瞰する視点が必要です。
俯瞰できたら抽象度の高いマインドになりますから、
自在に偏在する自分に気付きやすくなります。
俯瞰する視点が身につくと、多角的に物事を見ることができます。

とらわれやこだわりが減り、自我ががんばり過ぎるのをやめると、
いろんな可能性があることに気づきます。

琵琶湖のほとりでゆったりと自分の可能性空間を広げましょう。

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