3月は救済の月です。
「救済」、救う、済む。救って済ませる。そして次の段階へ向かう。
そんな流れのある月です。
救うのは人の場合もあれば、自分の場合もあります。
「すくわれる」
命が救われる場合もあれば、足をすくわれることもあるでしょう。
足をすくわれる場合は、自分の信念が揺らいでしまいますから、それこそ救済です。
救済が必要となるか、それ自体が救済なのか、短期間の視点ではわからないところです。
どちらにしろ、起こることはすべて「救済」であると信じていれば、そうなります。
人が死ぬということは、生きている人にとっては怖いことです。
なぜならその先を知らないから。
エゴが一番恐れていることは自分の消滅です。
自分が消えてなくなることにとても恐怖を抱いています。
どうにかしてその存在を価値あるものにしようとします。
その存在価値を認めてもらうことで、
やっと自分の存在を揺るがないものにできるように感じています。
本当にそうなのかはともかく、自分を認めて欲しい思いが強いです。
自分で自分の存在を受け入れられるようになれば、
今度はそれを手放していく段階に移ります。
そしてさらに大きな自己に向けて統合されていきます。
自己の死が起こることにより、救済される者が出てくる。
3月の象徴的意味合いはそのようなところです。
実際に死ぬわけではないですが(もちろん死ぬ人は毎月のごとくいますが)、
自己の死と復活を体験できる人は、その後は今までと違った人生を歩むようになるでしょう。
つまり自分を認めてもらうために生きるのではなく、もっと大きな意識と統合して
新たな冒険に出かける、その過程で新しい発見や試み、経験をしていくことになります。
今月「ひぇ〜!」と思うことが起きた人はラッキーと思ってください。
あなた自身の再構築です。
再編成されるあなたはもっと自在な存在になるでしょう。
人それぞれ、段階は違いますので、
今のあなたに合わせた崩壊が起きる(または、起きない)でしょう。
季節の変わり目でもありますし、意識の衣替えと思って過ごしましょう。
では、変化と共に進んでいってください。
「和音」2017.3.1
*書いた後で、「自己の死」ではなくて「自我の死」では?と思い、書き直してみたら、
いや、やっぱ「自己」らしいということで、そのままにしました。
3月27日(月)久しぶりに東京で個人対面セッションをします。
マインドアウェアネス・セッション
トライアルコーチングをご希望の方もこの日にどうぞ!
一斉遠隔ヒーリング「ワンポイント・グラウンド」を3月9日(木)22:30から行います。
「ワンポイント・グラウンド」は、繰り返される思い、痛み、感情、思考パターンなどの軽減に向いています。
また何かを加速させたい、前に進みたいという時にブロックになっているものを取り除くことにも適しています。
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