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女性は場の情報を共有したり、個としてより、場やコミュニティなどと自分とを一つと感じている情報空間的な存在だという話を書きましたが(「子宮」という情報場)、先日、以前コピーしたものを見つけて納得しました。
これは、千賀一生氏の「タオ・コード」からだと思うけど、彼の違う本かもしれません。

読みにくいかもしれませんが、男性と女性の悟りの違いについて書いてあります。
この話、もしかすると前にもブログで書いたかもしれません。

悟りについては男性だけが語っているので、女性は違う悟り方をするのではないか?ということはかねがね感じてました。

上の文章を一部まとめると、

男性の脳は左右の脳をつなぐ神経線維が少ないため、世界を分離して見がち。

なので、神性を分離によって理解する

彼らの道はその道へ入ることであって、その世界になることではない

天国や浄土はこの世の向こう側にある目的地である。

一方、女性は、左右の脳を多くの神経線維が繋いでいて、
両方の脳で同時に感じることができる。

そこで、他者や世界から自分を分離するのが困難。

女性の悟りの道は、世界に入り込んでゆく、すべての人間的なものへと降りてゆく道である。

女性は世界を自分の体の一部として知る。自分が世界の一部となる。

女性にとって悟りとは目的地ではなく、自分たちが昔いた場所である



この文章を読んですごく納得しました。

女性は、「その世界になる」んですね。
だから「場」が「自分」になるし、情報を共有しがち。

「個別」となっている今の世界では分離がベースにあります。
自我が育つ頃からその刷り込みは始まります。

人によってはなんとなく違和感を感じながらも、それに合わせていたり、
自分がおかしいんだろうと思ったりしていたと思います。

私もそうでしたが、「個」であることの意識も
また一つの価値観、世界観でしかなかったんだなーと思います。

女性性の時代に向かうにつれ、これらがまた「集合体」としての「個」
(というと矛盾したような言い方ですが)、それが主流になっていくんだろうなと思います。

いいかえれば、「コミュニティ」が重要視されていき、そこでどんな役割を担う自分がいるのか?どう貢献しているのか?がセルフイメージになっていくということです。

しかし自立した自我ができていないと、周りに翻弄され、それこそ洗脳されて
国や宗教やなんらかの団体などにいいように使われてしまいます。

「コミュニティ」の時代には、「自分が、自分が」という意識は減りますが、
自立した自我でないと集合知に負けてしまい、自分を持つことなく流されてしまいます。

だから、いいコミュニティができることと、個としての自立的成長の両方が
今、必要だと思います。
個としての可能性を伸ばしてくれるコミュ二ティ(=教育)に属することができるといいですね。

最初は小さな集合知でしょうが、それがあちこちでできることで、
だんだんとトレンドとして全体意識になっていくと思います。


最近は男女の区別の境界が曖昧になってきていますし、
男性性の強い女性、女性性の強い男性もいます。

男性と女性の違いとして書いていますが、一般的には「こういう傾向だよ」という話で、
男はこうだ、女はこうだと決めつける必要はありません。
男性でもこういう感性に長けた人はいるでしょうし、女性でもまったく感知しない人もいるでしょう。

私は女性ですので、女性視点から見てこれらのことにすごく納得している次第です。


また、自己啓発などで言われる目標達成法も
男性的思考向けの「向こう側にある目的地にいく」ものが多いので男性向きです。
 
女性は違和感を感じていた人も多い。女性性が強い男性も同じ。
 
「その世界になること」
「昔いた場所に戻ること」
 
女性や女性性が強い男性はこちらのほうが納得だと思います。
 
西洋は男性的、東洋は女性的と言われます。
日本は個人主義ではなく、全体主義的な国民性がありますから、西洋よりは違和感なく受け入れられるかもしれませんが、個の自立があいまいになっているので、間違った方向に行きやすくもあります。
あんがい西洋の受け入れのほうがスムーズかもしれません。


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