6月は衣替えの時期です。
長袖が半袖になったり、春服から夏服へ変わる時期です。
私たちの心も同じように衣替えです。

春あたりから調子があまり良くない人が多いと思いますが、好転反応に近い状態だったと思ってください。
新しい段階に移るのに、一度古い症状が出てくるように、ここ数ヶ月、身体が思わしくなかったり、ネガティブな思いが増えたり、自分は全然変わってないじゃないか、、と思うこともあったかもしれません。

好転反応にしては長い間だったので、不安が増した人もいたと思います。

6月は衣替えで、またひとつ衣を脱いでいくことになります。
移行期は、新しいエネルギーを取り入れようと前向きに取り組めば、それに慣れるのも早いです。
が、抵抗してしまうとなかなかたいへんです。

梅雨時期にもなり、スパッと切り替えとはならず、うだうだズルズルと過去を引きずりながら前に進もうとしてしまいがちです。

過去を思い描いていれば、つまり過去が基準になっていれば、視点はそこにフックされます。

衣替えというのは、だんだんと袖が短くなるわけではなく、重ね着や七分袖はあれど、学校の制服でいえば、ブレザーを脱いでシャツ姿になるぐらいの変化です。

つまり、脱ぐべきものはさっさと脱ぎましょう、その方が楽になりますよ、ということです。

「少しずつだんだん」と思うとなかなか変われません。
一気に「えいや!」と切り替えましょう。

そういう心構えがほしいところです。

「移り変わる」より「切り換える」がいいです。

しかしながら、なかなかそうできない人が多いようで、あいまいなままのエネルギー状態でズルズルといってしまいそうです。

全体的にはなんとなく煮え切らない感じ。
あっちかこっちか迷ってうだうだしそうです。

でもそう選択肢はなく、「イエス」か「ノー」だったり、「やるか」「やらないか」と二者択一ぐらいのシンプルさです。
その二つの間で迷って、こっちにしようか、あっちにしようかといろんな理由付けをして、変わらないままに留まろうとする、そんな流れとなりそうです。

決めればいいのに決めない。
それは「前進したいけど、自分にはまだその器がない」と勝手に思い込んでいるからです。
そうすることで踏みとどまる時間を長くしています。

そこは思い切って、潔く変化するほうにジャンプされると、爽快で快適な気分になれることでしょう。

新しい流れにのってどんどんと進化していく人と、動けず、過去の自分に踏みとどまってしまう人と、大きく差が開きやすい月となります。

これからは、あとになるほどそのジャンプはむずかしくなりますので、今のうちに「えいや!」とジャンプしてしまってください。

飛び出してみれば、なんだ、こんなものかと今度はそちらが現場となっていきます。
なんら問題はないどころか、心が軽くなった分、うれしく感じるでしょう。

では、きちっと衣替えができる6月になりますように。

(「和音」2016.5.31)


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