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先日、「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」に行ってきました。暗闇体験。
 
実は私、ずいぶんと前に、あるアート作品で暗闇体験をしたことあり、その時が印象深く、それ以来、真っ暗闇好きです。
 
その時の衝撃をもとに、現代アート制作をしていた頃に、ふたつの暗闇の作品を作りました。
そんな暗闇好きの私でしたので、すごく新しい体験というわけではなかったですが、いろいろ気づくことはたくさんありました。
 
その一つは、私たちは視覚が見えなくても記憶から見るということ。
 
真っ暗闇の中、テーブルに座って飲物を飲む時間がありました。
 
人の声や音、空気感、物の形などから、勝手にその部屋をイメージしているのですが、それを目で見るように(といっても形ぐらいですが)、空間的に把握しているんですね。

部屋の大きさや形、イスやテーブルの形など。
 
もし一度も見たことがないものであれば、そのような想像はしなかったでしょう。
が、生まれてこのかたいろんなものを見て、イスやテーブルはこんな形というのが記憶にあります。

形から「これはイスだ」と気づき、手探でだいたいの形がわかったら、それを頭の中でイメージしていました。
 
真っ暗で目がみえないのに、記憶で情景を構成しているんですね。
 
実際に灯りをつけてみたら全然違うかもしれません。

生まれた時から見えない人はどんなイメージを脳裏に描くのかな?と思いました。
物の形は手探で把握できるから、イスはこんな形、テーブルはこう、とパターンを覚えたら、結局似たイメージになるかもしれません。
 

あえて意識しない限り、私たちは記憶の中で生きてしまいます。
 
セルフイメージも、常識も教育も、幸せも、インターネットも、人生も、
過去から蓄積された情報によってそういうものだと私たちは思い込んでいます。
 
意識的にそれを疑ってみることは、暗闇で灯りを灯して、実際の様子を確かめてみるようなことでしょう。
 
そうして初めて、いかに自分が思い込んだ像を描いていたかを認識するのでしょうね。


また、物が見えていると「物体」を見がちですが、真っ暗闇だと空間をより感じます。
 
暗闇という空間に満ちているところに物があるという感じ。
 
感覚を研ぎすまし、気づくということは楽しいですね。
新しい世界が開けます。
 
そういうことにはとてもワクワクします。



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