blogranking←ワンクリック・100波動アップ♪


今さらいうまでもないが、今回の大雪の件で再び明らかになったこと。

日本政府やメディアは人命より経済を優先させる。

山梨県などでの大雪でたくさんの人々が孤立した状態になっても、テレビではあまり報道しなかったらしい。
私の家にはテレビがないので見てないが、一度よそ宅でテレビを見る機会があった。

確かにオリンピックの放映が多く、雪被害のニュースは少ししか流れてなかったので、それだけ見ていたらたいした被害には思えない。
インターネットに流れていた情報は大げさだったんだなと楽観的に受けとることさえできる状態だった。

どこからどういう情報を得ているか、でずいぶん見える世界が違うと思う。


そして流れ続けるオリンピック映像をずっとそのまま見てしまう。
次々にいろんな選手のいろんな競技がでてくるので(あるいは、くり返し)、何も考えずにオリンピックをずっと見続けてしまえるなあと思った。

オリンピックに限らず、テレビってそんなものかもしれないけど、すごく受け身で生産性がない行為だなあと思った。
もちろん見る人や番組によっては得るものがいろいろとあると思うけど。


企業というものはいろんなしがらみがあって、個人的な思いは抑えないといけないんだろうけど、それにしても悲しい事情だ。

大きな歯車の中に組み込まれて、心を殺さないと生きていけなくなる。
それで心を痛めているのならまだ救われるが(本人は救われている気はしないだろうが)、もっと怖いのはいつのまにやら無関心,無感覚になることだ。

映画「マトリックス」で「システムは敵だ」といっていたが、そうだと思う。
いつのまにやらシステムの中に組み込まれ、本心を見ないように見ないようにと教えられ、いつのまにやらシステムにとって従順な奴隷となってしまう。




良い指導者や君主、政治家は国民のことを考える。
常に幸せな国民ありきで行動が伴う。

例えば、天皇陛下はご自分で直接指揮したり、行動したりするわけではないけれど、常に国民や日本国の幸せを願っておられるであろうことは想像に難くない。

本来、国を動かす地位にある人もそうあるべきだろう。
理想論かもしれないけど、指導者はどうしたら国民が幸せになるか?国が安泰するか?を考え続ける人で、その方法の一つとして国を経済的に豊かにすることを考えるべきだろう。

それがいつのまにか経済成長が中心となり、人の命よりそれを発展維持させることが優先事項になってしまっている。

真剣に国民のことを考えていないのだろう。
もとより住んでいる世界が違いすぎてわからないのだと思う。

マリー・アントワネットが、飢餓により反乱を起こした民衆に「パンがなければお菓子を食べればいいのに」といったという話があるが、それに近いような気が、、、。

それこそテレビを見ているがごとく、ずっと遠くで起こっていることのように感じているんだろうね。

お偉方さまが無関心,無感覚になったとしても、国民の大半がそうなったとしても、一部のそうでない人はちゃんと目を覚ましていよう。

それがとても大事だと思う。

政治家も含め、無関心,無感覚に陥っている人たちはシステムの犠牲者なのかもね。


寒さで震えている少年がひとりバス停にいた。その時人々は?(ノルウェー)


ところで、浅田真央ちゃんのフリーは見てないけど、ホント、よかった!
感動をありがとう!といいたい。
インタビューはYouTubeで見たけど、こういう時はテレビが見たいね。
誰か、YouTubeにアップしてくれ〜。

blogranking
↑ポチッと応援を!いつもありがとうございます m(_ _ )m