
東京都内での対面セッションのお知らせです。
9月24日(火)午前 あと1名様、
25日(水)午後2名様です。
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だいぶん前に理想世界の崩壊の話を書いたけど、その続きがこれでした。
保存したままになってました。
「人生を変える波動の法則」(ペニー・ピアース著) からの抜粋です。
歴史的にみると、男性の体験に基づいた霊的成長に関する見解を、何の疑問もなしに世界は指示してきました。でも、女性はこのプロセスを異なった形で体験しています。
そう、私はいつからかこれを感じていて、男性の体験に基づいた霊的成長に関する見解ばかりが世に出ているのに疑問を感じていました。
それが間違っているというのではなく、女性は違う体験をしているのではないだろうか?という疑問でした。
男性の賢者たちが伝えてきたことだけが真実であるかのように言われていて、もちろん誰も異論を唱えないし、唱えたところで異端扱いされたか、消されたと思います。
女性は多分、体系化せず、月のものが伝染していくように共感力で感じ合って、習ったわけではないけど自然と身につけていたのではないでしょうか?
体系化も教義化もする必要性を感じなかったんだと思います。
下記の説明がものすごくわかりやすく納得でした。
簡単に説明すると、男性の脳には左右の脳をつなぐ神経線維が少ないために、彼らは世界をあれかこれかと分離して見がちであり、そのために分析や分類する能力に長けています。そして右脳的直感を使うためには、意識的に右脳を活性化させなければなりません。したがって、男性は神性を分離によって理解します。彼らの道はその世界へ入ることであって、その世界になることではありません。男性の悟りの道は、肉体的誘惑を禁じ、瞑想や勉強をし、儀式を行い、師に服従し、僧院にこもるといった形になります。たとえば禅では、この世のすべてのことを中立的に扱い、「何ものも特別ではなく、すべては特別である」とされます。天国や浄土はこの世の向こう側にある目的地なのです。
一方、女性は左右の脳を多くの神経線維がつないでいて、両方の脳で同時に感じることができます。そこで、他者や世界ー思考、感情、霊も含めてーから自分を分離するのが困難です。女性は人間関係、会話、慈しみ、共感、感じる、直感などを大切にします。女性の悟りへの道が世界に入り込んでゆく、すべての人間的なものへと降りてゆく道であるのもうなずけます。女性は世界を自分の体の一部として知ります。自分が世界の一部となるのです。他の人の苦しみを感じやすく、人生とは慈しみ、世話をすることです。女性にとって悟りとは目的地ではなく、自分たちが昔、いた場所なのです。
直感の時代には、人類は全体として、ついにその特有の認識力を十分に開花させます。人間として、私たちは特別な可能性を持っています。意識的に感じる力と自由意志を与えられているからです。その感じる力を発展させれば、感情を共感と慈愛の悟り感覚まで高め、大いなる源と一つになる感覚を味わうことができるのです。感情も感覚も体と関係しているために、見えない世界の認識も、もっとリアルで個人的なものにすることができます。つまり、自分自身を小さなホログラム、または小宇宙として意識的に体験することによって、自己実現という革命的な進化を完成することができるのです。
これはすごくわかりやすかったです。私がもろそう感じていたから。
ナウシカも女性的だったんだなーと。だから森と一つになろうとしました。
マザー・テレサや佐藤初女さんなども『女性の悟りへの道が世界に入り込んでゆく、すべての人間的なものへと降りてゆく道』を歩んでこられたと思います。
ある世界へ「入る」あり方主体だったのが今までですから、ある世界に「なる」タイプの人たちにとっては、そこに入れきらずに、自分がヘンだとか、異端だとか、不適応者だと悩んだことと思います。
『天国や浄土はこの世の向こう側にある目的地』とされて、目的地に向かうあり方が今まででしたが、もうすでに『世界に入り込んでゆく、すべての人間的なものへと降りてゆく』流れになっていると思います。
『女性にとって悟りとは目的地ではなく、自分たちが昔、いた場所なのです。』というのがすごく腑に落ちました。
『理想世界に向かう』のではなく、『今のあるがままのこの世界のすばらしさを知っていく』という方向になったのを阿波以来とても感じていたので、こういうことかと納得しました。
男性脳は三角構造(階級制),女性脳は円構造(円卓会議)といえるでしょう。
縄文時代は女性性が強く、自然と調和した平和な時が続いたのでしょうが、進化しようという意識は少なかったと思います。
だからこそ男性性が優位に立つ時代がやって来て今に至るわけですが、極端に走ってしまったので、今のようなありさまで、もう同じやり方ではムリだろうと誰もが感じています。
女性性の時代がまたやってきたのは当然の流れなんでしょうね。
今までの男性性上位の世界での教訓を心に刻んで、今度の女性性の時代はいかに男性性とのバランスを保つか、二元性のどちらかではなく、循環であり、融合となるよう、男性も女性も心がけたいですね。
そして『感情を共感と慈愛の悟り感覚まで高め、大いなる源と一つになる感覚を味わうことができる』ようになっていくと思います。

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