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いつの日にか訪れるだろう。

ずっとずっと待ち望んでいた小道。

そこにあるとは知っていたけれど、
ついぞ見ようとしたことはなかった。

心の隅におかれたまま、ほこりを被って待っていた。


いつの日にかきっと思い出してくれるだろう。

なぜならそれはあなたにとって
とても古い古い記憶に携わるものだから。


あなたの結び目がほどける時、あなたは何を見るだろう?

あなたが新たに結び直す時、あなたは何を得るだろう?

あなたの封印が解かれる時、あなたは何を思うだろう?

 (K.Aさまへの2013メッセージ 121226)


月の繭



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