
2013年について(1)からの続きです。
人間の進化において気をつけるべきことがあります。
それは「・・・でなければならない」と何かを規定してしまうことです。
区別、分類、ルールなどは今の人間的思考であり、制限を設けるものです。
今まではそれを経験する必要もありましたので、そういうルールのある世界にいましたが、次に現れ始めている世界のルールはそれと基盤が違いますので、そのことを理解しておく必要があります。
何度も言っても言い過ぎにならないくらい、頭を柔軟にしておいてほしいと思います。
何でも起こりうると。
しかしありがたいことに、人間の脳の許容範囲でそれは起きますので、許容できないことは起きないと思っていてください。
時々、事故的にそういうことが起こることもありますが、普通は起こりません。
けれども今までの状態とは違うことが起きますから、それに対応するには冷静なる自分をしっかりともっている事も大事です。
何が起きても自分の許容範囲なのだと思ってください。
もし「限界だ、自分の力ではどうしようもない」と思うことが起こった場合は、何かを変える、または気づかなければならないのだと思ってください。
例えば、本当は100の許容能力があるのに、今は30のみで、それが限界だと自分では思っている。
そういう時、50ぐらいのことが起きて、許容が30だと思っている自分には耐えきれないと思ってしまいますが、実はまだ70の余裕がある。
そういう時はガツンとしたことが起こる可能性があります。
それはあなたの能力や秘められた可能性を開花させるために起こっているのですから、渦中にいる時はそうは思いがたいかもしれないですが、そうだと思って壁を突破してください。
今年は昨年以上に新しい世界観や知覚を発達させるようにしてほしいので、この話を読んでいるような人たちはそれを求めて向かっていってほしいものです。
これはできる人でないとできないので、早くその感覚をつかんで人々に伝えていく人たちが必要です。
できる人といっても、能力的というより、そういうことに興味があるとか、時間があるとか、思考が柔軟であるとかであり、とくにどれほどそちらを向いているかというところだと思います。
毎日忙しく働いている人やそんなことに関心のない人にこれを期待できないので、それに関心があって、それを追求していきたいという意味での「できる人」です。
その人たちが先に新しい知覚、価値観、世界観などを得て、それを基盤に暮らしていくことで、他のとくに関心を持っていない人たちにも影響を与えることができます。
最初はちょっと岩にヒビを入れるぐらいですが、だんだん深く入っていくと、ある時、パカンと大岩も割れるようにたくさんの人が目覚め出します。
100匹目の猿現象です。
これを読んでいるあなたもその現象を起こすための人です。
そのために動いてください。
感じてください。
人々に伝えてください。
先に新しい世界観を得た人は、ぜひそれをなんらかのかたちで周りの人々に伝えていってください。
2013年はその移行期です。
まだ少数派となるでしょうが、大多数よりこの少数派の動きがとても大事です。
なぜなら大多数は変化しませんが、この少数派は世界を変える力を持っています。
水の中に墨を一滴,一滴と落とすと水の色全体が変わるようなもので、水全体を変えなくても少量で全体を変えることができます。
できるだけ多くの人が早く新しい価値観になるといいですが。
いろんな考え、価値観、感覚などが旧から新に移行していく時期となります。
まさに巳年。脱皮の年となります。
さなぎで言えば、さなぎ状態になり、中がドロドロになっている状態。
さなぎを破って蝶になるのはもう少し先となります。
おたまじゃくしに足が生えそうでむずむずしている頃と思えばいいでしょう。
今年は大切な変換期となります。
全体にとっても個人個人にとってもそうですから、新旧交代をスムーズに行ないたいものです。
「和音」2013.1.7

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