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最初に、、、これを書いている私は被災していません。
この書記は被災されている方ではなく、主に被災されていない方々へ向けて書かれています。
被災地の方々には一刻も早く、物資、暖房、治療等が行き届くことを願っております。



今、私たちはまるで蜘蛛の糸の小説の中にいるようだ。

お釈迦様が降ろした蜘蛛の糸を見つけたカンダタが、
しめたしめたと糸をよじ登っていく。
ふと気づくと、下からたくさんの罪人が必死で同じ糸を登ってきていた。
そこでカンダタが「この糸は俺の糸だぞ!降りろー!」と叫ぶと、
途端に糸はぷつっと切れて、カンダタはまっさかさまにまた地獄へと落ちた。
お釈迦様はそれを見て悲しそうなお顔をなさり、また極楽の散歩に向かわれた。極楽はいつもどおり、ここちよい香りが漂っていた。


昔から読み馴染んできた芥川龍之介のこの小説。

今、日本に天国と地獄がある。

天国は、お互いが助け合い、分かち合っている。
地獄は、我先にと自分の身の安全だけを考えている。

私たちは、世の中を地獄にするために生きているのではない。
私たちの大半は、世界を天国にしたいと思って生きている・・・はず?

私たちの大半は死にたくない。
死や苦しみに恐れの気持ちを持ち、それを避けようと行動している。

恐れからの行動は恐れを呼び込む。
不安は不安を増幅し、不安な波動を呼びよせる。

あなたはまだ死んでいない。
不安や恐怖に駆られる前に、
一度、しっかりと死と向き合ってみるとよい。

今、本当に死んだらどうなるか?
何を失うのか? 何を怖がっているのか?

それをじっくりと感じてみるとよい。

じっくりと感じたら、あたりを見渡してみよう。
あなたの前にはどんな世界が広がっているだろうか?

そこにあるのは生きる喜びではなかろうか?

しっかりと死への心構えをしておけば、あとは生きるだけだ。

しっかりと生きて、すみやかに死ぬ。

そんな生き方(死に方)をしたいものだ。


ここにすごくわかりやすい有名な文章を載せておこう。

「天国と地獄」

ひとりの男が、天国と地獄について神様と話をしています。
神様が男に言いました。
「こちらについて来るがよい。地獄を見せよう」
二人が最初に入っていった部屋には、人間たちが煮物の入った大きな鍋を囲んで座っていました。全員がひどくおなかをすかせ、生きる望みもすっかりなくしたように見えます。皆、スプーンを鍋に入れては煮物を口に運ぶのですが、スプーンの柄が腕より長くて口に届きません。その苦しみようといったら、それはひどいものでした。

「さあ、今度は天国を見せよう!」しばらくすると神様が言いました。
二人が次に入っていったのは、先ほどとまったく同じような部屋でした。煮物の入った鍋、そして柄の長いスプーンがあり、人間たちがいました。ところが、この部屋の人たちはお腹もじゅうぶん満たされ、その顔は幸せに輝いていたのです。
「どうしてなのでしょう? 私にはわかりません」とその男は言いました。
「なぜここにいる人たちはこんなに幸せで、さっきの人たちはあんなに惨めなのでしょう?条件はまったく同じだというのに?!」
神様はほほ笑むと、「それはとても簡単なことだ」と言いました。
「ここにいる者たちは、お互いに食べさせ合うことを学んだんだ。ただ、それだけの違いなのだよ。

こころのチキンスープ〈2〉ー生きることは愛すること」より




こちらも氣をつけたいですね。
モンスター・ボランティアにならないために心得ておきたいこと

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