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「龍の背が立つ」とは、自身がしっかりと中心軸をもって魂とつながり、天地を結ぶ軸となることです。
また、龍国日本が新たに立ち上がり始める日、男が本来の力を取り戻し始める日です。

今までの長い期間、世界は男性社会でしたので、男性上位の世界に思えたでしょうが、実はそうではありません。
ここしばらくは女性が強くなってきていますので、すでに男性上位とはいえないかもしれませんが。

今までの男性社会は男性上位のようにみえて、そうではありません。
なぜなら、それは力でもって封じ込まれていたからです。
長い年月をかけて、女のパワーを発揮できないように仕組まれました。

それは男の恐れゆえ、劣等感ゆえの話です。
男が優れていて女が劣っているから、自然とそうなったのではなく、
無理矢理そのような仕組みに押し込められたというのが本当です。

男は女が持つ未知の力を封じたつもりでしたが、男は封じることにエネルギーを使ってしまったので、
男もまた本来の男性性というものを発揮しづらくなっていたのです。

男女は対で完全なる力を発揮できるものですから、
片方の力を封じれば、もう片方も本当の力だ出せなくなるのは自明の理です。
今までは無理矢理の力というか、人為的な力というか、エゴの支配する世界に押しこめられていました。

女性性のエネルギーの開放が始まっている今、比例して、男性性の開放も始まります。
「龍の背が立つ日」とは、それが始まる日でもあります。

この先数年かけて、男女関係は本来のあり方に戻っていきますので、無理がなくなってきます。
お互いが自然体で接することができるようになっていきます。

女性性が活性化するとは、本来の女らしさが戻ってくるということ、
今までの押さえつけられた男性に都合の良い女性像でなく、
もともとのおおらかな女性になっていくということです。

女が女らしくなっていくには、途中、どうしても男の力が必要になってきます。
女の変化に伴い、男が変化し始めるのが当然です。
二種は少しずつバランスを調整し合いながら、だんだんと釣り合いを取っていきます。

「和音」(09.10.30)


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