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自然が人間を受け入れ、常に愛しているというのなら、
なぜ天災がおき、人々を恐怖と悲しみと苦悩におとし入れるのか?

と疑問に思う人もいると思います。

神も地球も人を導いたりはしないのです。
あるがままを受け入れているので、人間がいうところの、いいこと、悪いことはそのままにしています。

人間は自分たちがしたことを見ているのです。
自分たちがしたことのつけを払っているのです。

人間が偉大であるという意味に勘違いしていただきたくないのですが、今、私たちがいる世界は、人間中心の世界、つまり、人間であることで学びを得る世界ですので、人間が中心のように思えます。

何が起きようと地球も自然も神も宇宙も見守っています。
天災が起きるのは、神からの天罰なのではなく、人間たちの心が自らに引き起こしているのです。

人間の魂はもともと無垢な純粋なものです。
その良心が根底にありますので、自然と対立をし始めたとき、調和を失い、我欲に走り出したとき、すでに何をしているのか、
何かが本来の道からずれていることに気づいています。

それを見ないようにしていますが、どんどんそれが大きくなっていっているのを知っています。
それが苦しみを生み出し、社会問題を生み出しています。

つまり、世の中に起こっている悲劇、悪いことは、人間自らが自分たちを罰している現象なのです。

そのことに気づいてください。

人間も自然の一部です。
その調和を失えば、人間は本質からはずれてしまっているのを本能的、魂的レベルでわかっています。
人間の弱さゆえ、それに向き合い、認め、許し、受け入れる代わりに、死の方を選んでしまうのです。

ゆえに、災害、戦争、飢餓、その他の殺戮や悲劇が起こり、集団処罰を行っているのです。
自らが自らを傷つけることで謝罪しているのですが、これはもうやめなければなりません。
個人の心の中にあるその作用が、全体(世の中)のそれを引き起こしてしまいます。

その波動は大地、天にも伝わりますので、人間の「悔い改めたい」という秘かな心の作用ゆえ、天災が起こり、そのような出来事を引き起こします。

天罰ではないのです。
人自らが自らに与えている罰、「人罰」なのです。

地球も神もそれさえも受け入れ、眺めています。
彼らは自らの判断を私たちに下すということをしません。

人間は早くこの作用に気づいた方がいいでしょう。
気づけば惨事はまぬがれます。
自分を罰する必要がないと知ればいいのですから。

その代わりに懺悔です。
すべての責任を自分で持つと決めることです。

あなた自身が地球となることです。
地球意識と一体化するということです。

地球意識と一体化するということは、
「愛そのものである」という自分を認めるということ、すべての存在を受け入れるということ、
「自分」を捨てること、になります。

自分のためでなく、「全体」のために動く、
調和の中に自分が消える、そんな感じです。

天災は人間が自分で自分を罰しているのです。
集合無意識の操作です。

今まで眠っていた地球が目覚めるとき、私たちは問われます。
今までは、人間が地上で主導権を握っていた感がありますが、地球が主導権を握るようになりますので、地球の波動についていけない人たちは振り落とされるかもしれません。

難しく考えることはありません。
エゴに生きるか、自我を捨て真我に生きるかの選択をすればいいだけです。
この先、地球は自らの真我についていけるものだけを残すことでしょう。

あなたは罪人ではない、あなたはすばらしい存在だ。
言葉では説明できないぐらい、自分をOKする、
自分をOKするということは、同時に自分を手放すことでもある。

自分を手放せば、あなた方は次の旅に飛び立てる。
宇宙船地球号を共に旅を続けたい人は、そのところを心した方がよい。

すべてはあなた自身の選択である。
あなたが今年どう動くかによります。

できるだけ古い考え、思考パターン、執着を手放してください。
でないと地球から振り落とされます。

でもそれは、自分が自分に与える罰なのです。

そんな罪などあなたの心の中以外には存在しないのですから、早くそれに気づいてください。

あなたにはすべて与えられています。
好きなだけ受け取ってください。

もう門は開きかけています。
準備を進めてください。

「和音」より (09.2.13)


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