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この記事は 2009/5/11に載せていた記事ですが、先日から書いていた「宇宙の仕組み1~4」に通じる内容ですので、もう一度載せます。

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神話の話です。

天御中主神(あめのみなかぬしのかみ)という神は、一番最初に顕われになった神で、宇宙の中心に鎮座し、宇宙の全体を統轄する神です。

あらゆる存在の元たる天御中主神が森羅万象を造化した際、どうしたかといえば、ただ言霊の力によるので「かくあれ」という言葉を思っただけなのだそうです。

宇宙いっさいの万物流転・生成化育の姿は、天御中主神の想念の顕れにほかならないわけです。

宇宙にあるあらゆる存在が、この「かくあれ」という言葉のもとにができあがったとすると、すべてのものの存在の根源には、この意図が含まれているということになります。

古神道行法秘伝 (実践講座)より)



この神は「かくあれ」という言葉に何を託したのでしょうか?

この「かくあれ」は、教義のように、具体的に「こうありなさい」ということは説明されていません。この4文字から、それぞれの人がそれぞれ感じるところを受け取るしかないです。

私は、この言葉は「そのようにありなさい」というような意味なのだと思うのです。

いわば、「ありのままでいなさい」「自分らしくありなさい」「あなたが思うあなたになりなさい」ということではないでしょうか?

「かくあれ」はとてもシンプルな言葉です。
そのものが「そのもの」であればよい、そんな世界ではないでしょうか?

森羅万象すべての存在を受け入れ、それらが織りなす様々な人生模様や自然の運行すべてをも受け入れている深い言葉だと思います。

そして同時に、それぞれの存在に全てが任されている、それぞれの存在が本来の姿であることがそのものたちの責任であるということも伝えているように私は感じます。

どのようであっても、

「あなたが思うあなたになりなさい」
「あなたらしく自然体でありなさい」

ということでしょうか?


「かくあれ」ばいいのです。

そういわれた時に、あなたはどんな自分を想像(創造)するでしょうか?

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なりたい自分になりなさい。
やりたいことをやりなさい。

すべては自由意志のもと、神様は私たちに託されたのでしょう。
そこには私たちへの絶対なる信頼と無条件の愛があります。

私たちはその恩恵をいただき、生かされて、生きてきたのです。

この先どうなっていくか?
それも私たちの自由意志に任されているのでしょう。


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