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「人類の誰もがすべてを与えたら、何を要求するかね？　
　何かを要求するのは、ただひとつ、誰かがそれを握って離そうとしないからだ。
　握りしめてしがみつくのは、やめなさい。」

「でも、全員が一度にそれをしなければ、実現できませんね。」

「そのとおり。そこで地球的な意識が必要になる。しかし、そのためにはどうするか？　
　誰かが始めなくてはならない。そのチャンスがいまここにある。
　あなたは、新しい意識のはじまりになることができる。
　あなたは、インスピレーションのもとになることができる。そうしなくてはいけないのだ。」

「わたしが、ですか？」

「ほかに、誰かいるのかね？」

「神との対話〈2〉宇宙を生きる自分を生きる (サンマーク文庫)」ニールド・ドナルド・ウォルシュ
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きっと誰かがしてくれるだろう、、、

みんながそう思っていたら、いつまでたっても始まりません。

ひとりひとりが「自分ができることから始めよう」と取りかかると、
あっという間にすばらしい世界が実現します。

今ある世界は、私たちが心の中で描いた世界です。
それを変えたいと思うのなら、まずあなたの心の中の世界を見つめてください。

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