「ガラスの仮面38」(美内すずえ)より


かつて、、、
これほどの静寂をわたしは知らない、、、

場内が深い海の底になった
目の前に沈黙が横たわる

ここはどこだろう?
”わたし”は何者だろう?
”わたし”を自覚した目覚めた魂があるばかり、、、

あれは幽けき月の光、、、
水のように 空気がゆれる
風のように 光がゆれる

ふと、、、
神の声をきいたような気がした

風とわたしは同じものであり
火とわたしは同じものである

水とわたしは同じものであり
土とわたしは同じものである

木と草とわたしは同じものであり
獣と虫とわたしは同じものである

魚とわたしは同じものであり
鳥とわたしはおなじものである

山とわたしは同じものであり
空とわたしは同じものである
海とわたしは同じものである、、、

太陽とわたしは同じものであり
星とわたしは同じものである

宇宙とわたしは同じのもであり
同じ魂 同じ生命の海に
生きるものである

天地一切の万物が 
わたしと同じものであり

わたしと天地一切の万物が
おなじものである

そんな思いが光となって
わたしの胸をつらぬいた

言葉ではなく
理屈でもない

突然 あらわれた光が 瞬時 闇を照らし
真実の世界をかいま見せたのに似ていた

その光は思いとなって
わたしの全身からあふれるように出ていった

魂は生命となってあらわれ
生命はまた魂となってかくれゆく

産みだされてこの方 時はなく
わたしは永遠を旅する

人は我が姿 
見るにあらず
居るを知らず

万物に生命あるを知らず

万物の魂
人の魂と同根なるを知らず

こざかしい
おろかしい
眠れる魂よ

天の響きに 耳かたむけよ
大地の語るを聞け

風は我が心
火は我が力

水は我が命
土は我が愛

真 紅千年の生命の花を咲かそうぞ


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