前回のビジョン心理学の成長モデルに関連した話ですが、今日は恋愛の話です。

恋愛において、女性に必要なのは「愛されている実感と確信」です。

それがないと、パートナーが自分のことをどう思っているのか不安になり、相手に好かれようとふるまったり、ぎこちなくなったりします。
自分に自信がなく、「私は好かれていないかもしれない」「私では十分でない」というところに焦点が当たります。
「恋愛の軸」

この場合,パートナーの気持ちも、自分とパートナーとの関係も信用できていないことになります。

この状態は、ビジョン心理学の成長モデルの被害者に近い立場だと思います。
自分も相手もOKにしていません。

そして、愛されようとしていろいろするんですが、相手のためを思うより、
相手を振り向かせるために、自分のものにするために行動をしがちです。

もちろん相手の喜ぶこともしますが、それは愛からの行動というより、
相手を自分のものにしようとするエゴのコントロールです。

これは自分を愛の外に置いている状態です。
そのワナに気づき、相手をコントロールしようとするエゴを開放すると、もっと深い愛が湧いてきます。


「私は愛される価値がある」「私は愛されている」というところに焦点を当て信じてしまうと、愛のなかに生きることができます。

相手に焦点を当てるのではなく、自分の中で愛の充実感にひたり、
「私は愛されている」という実感を感じて、その愛の中心に自分を置いて、その愛の中から行動することです。

ちょっと文章では表現しにくいですが、簡単にいえば、自分を十分好きになる、ということですね。
自分が好きでたまらなくて、すごく自分を愛してあげると、愛されている充実感がもっと愛を呼び寄せます。


愛には、「愛したい」という"放つ愛"の波動と、「愛されている」と"内面の充実を感じる愛の波動"とあると思います。

愛されていると信じ、実感することで沸き起こる愛の波動は、自己愛の充実感だと思います。
そして、自己愛が満ち満ちると、自然と「愛したい」という外に向かう愛の波動になります。

ここに至った愛は、自己愛の充実感のもとに広がる愛です。
その愛は、他者をそのまま認め、受け入れ、愛します。

パートナーシップにおいて、ふたりがそれぞれこの状態に達していれば、よりいい相互依存の関係が保てます。


赤い糸の相手は半身のかたわれ、自分の欠けているところを満たしてくれる人、と思いがちですが、
50%しか自分を確立していない人には、同じように50%しか自分を確立していない人が現れます。

100%自己確立できた人には、同じように100%自己確立できた人が現れます。

よりすばらしいパートナーを見つけたいと思う人は、どんどん自分を磨いていくといいでしょう。


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