ここに誰かが一口かじったリンゴがあるとします。
ほとんどすべての人が見て一番に思うことは「誰かがかじった、欠けている」です。

売り物であれば、もちろん不良品です。もう売れません。
リンゴのまだ残っている部分より欠けの方ばかりを気にしてしまいます。

もしそこに何日もなにも食べていなくて空腹で死にそうな人が来たら、
欠けている部分より残っている部分を見て真っ先に食べてしまうでしょう。

私たちはよくこのようなことをしています。
今までの人生の幸福だったところに目をやらず、これから先の不安なところにばかり目をやりがちです。

今までが幸福に過ごせていたら、これからも幸福に過ごせると思いましょう。
今までが幸福でなければ、これから幸福になると思いましょう。

よりたくさんの小さな幸福を見つけられる人は大きな幸福を見つけます。

まだ起こっていない将来の不安を想像して気にいるよりは、
今までの楽しかったこと、これから起こりうる楽しいこと、幸せなことを想像する方が精神衛生上いいです。

人は何かと「幸せであっちゃいけない」と不幸要素を探すようです。
パーフェクトなリンゴよりかけのあるリンゴの方が認めやすいんですね。

もっと望んでいいのだと自分に許可を出しましょう。


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